■乳歯の歯を大切にしましょう
乳歯は、概ね生後6か月くらいになると下の前歯、上の前歯の順に生え始め、3歳頃までには上下併せて20本生えそろいます。そして、6歳から12歳にかけて、親知らずの4本を抜かした28本の永久歯に生え変わっていきます。乳歯の根の下には永久歯の芽が成長していますので、乳歯の時期からの口腔ケアがとても大切です。
◇乳歯の役割
(1)食べ物をかむ
生えたばかりの乳歯はやわらかくてとても弱いです。乳歯はよく噛むことで唾液中のカルシウムが歯を強くしていきます。また、食べ口の周りの筋肉や舌の筋肉の発達につながり、あごの発達を助けて顔の形を整える効果もあります。
(2)発音を助ける
舌を正しい位置に置けるようになり、「おてて」や「だっこ」など、舌を前歯につける発音が上手にできるようになります。
(3)永久歯が生えるときの目印になる
生え変わりの時期には乳歯が自然と抜け落ち、永久歯が正しい位置に生えるようになります。
▼越前町のむし歯の状況
1歳6か月児健診と比べて、3歳児健診では、むし歯のある子が増えます。まずは、1歳6か月児健診でむし歯ゼロに努めて、虫歯のないお口を維持しましょう!
◇むし歯のある子
問合せ先:子育て世代包括支援センター
【電話】34–8821
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