■乳幼児期の予防接種について
《なぜ、1歳までに多くの予防接種を受けるのでしょう?》
生後6か月頃までは、お母さんのお腹の中で抗体をもらっていること、生まれてすぐに飲む初乳には、お母さんの抗体がたっぷり含まれていることから病気にかかりにくくなっています。しかし、生後12か月までに病気に対する抵抗力(免疫)は、自然に失われ、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
◇予防接種とは?
麻しん(はしか)や百日せきのような感染症の原因となるウイルスや細菌、菌が作り出す毒素の力を弱めてワクチンを作り、これを接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることを予防接種といいます。すべての感染症に対してワクチンがあるわけではなく、ウイルスなどの性質によって作れないものもあります。(風邪や突発性発疹、手足口病、とびひなど)
◇予防接種を受けましょう
子どもは発育と共に外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。病気によっては、重症化して後遺症が残ったり、時には死亡する場合もあります。予防接種に対する正しい理解のもとで予防接種を受けましょう。また、赤ちゃん訪問時にお渡しする「予防接種のご案内」やえちぜんっこアプリ「母子モ」などで受け忘れなどがないかを確認しましょう。
問合せ先:子育て世代包括支援センター
【電話】34–8821
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