■福井に新幹線がやってくる!
3月16日、いよいよ北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業します。福井県内では、4つの新幹線駅がみなさんの広域移動を支えます。
新幹線県内開業によって様変わりする私たちの交通移動手段を紹介します。
《福井が東京と直結します》
福井から東京に行くには、これまで金沢経由で北陸新幹線に乗り換え、あるいは米原経由で東海道新幹線に乗り換えが必要でしたが、北陸新幹線の敦賀延伸により、金沢経由では乗り換えなしで東京に行くことができます。
◇北陸新幹線(東京~敦賀間)
「かがやき」9往復…停車駅の少ない最速列車
「はくたか」5往復…ほぼ全駅に停車
例)「越前たけふ」⇔「東京」
金沢経由 3時間6分/16,140円
米原経由 3時間22分/15,730円
※米原経由は敦賀駅および米原駅で乗り換えが必要です。
福井と東京が直結することで、首都圏へのビジネスやレジャーが便利になります。一方、時間と運賃のどちらを優先するかによって、利用する駅や移動の選択肢が増えることになります。
みなさんの行き先や目的によって、最適な移動方法を選んでください。
《最寄りは「越前たけふ駅」》
越前町から最寄りの新幹線駅は「越前たけふ駅」です。
約600台の無料駐車場が整備され、新幹線を利用した長期のお出かけに便利です。最速列車の「かがやき」も1日2往復停車します。
また、国道8号や武生ICに近く、敷地内にはレンタカーもあり、ビジネスや観光客の移動拠点としても最適です。
なお、並行在来線(ハピラインふくい)の武生駅と「越前たけふ駅」を結ぶシャトルバスが開業日から運行されます。
《関西方面・中京方面は、敦賀での乗り換えが必要です》
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、北陸と関西方面をつなぐ特急「サンダーバード」、北陸と中京方面をつなぐ特急「しらさぎ」は敦賀止まりになります。京都や大阪、名古屋への移動は、北陸新幹線やハピラインふくいを利用して敦賀まで移動し、サンダーバードやしらさぎに乗り換えてください。
乗り継ぎのために北陸新幹線を利用する場合は、富山・金沢~敦賀間を運行する「つるぎ」(25往復)の利用が便利です。
◇大阪に行くには?
例)「越前たけふ」⇔「大阪」
(北陸新幹線「つるぎ」+サンダーバード)
1時間46分/6,070円
※敦賀駅で乗り換えが必要です。
サンダーバード:大阪~敦賀25往復
◇名古屋に行くには?
例)「越前たけふ」⇔「名古屋」
(北陸新幹線「つるぎ」+しらさぎ)
1時間58分/5,630円
※敦賀駅で乗り換えが必要です。
しらさぎ:
・名古屋~敦賀 8往復
・米原~敦賀 7往復
《ハピラインふくいが開業します》
北陸新幹線県内開業と同時に、JR北陸本線の敦賀駅~大聖寺駅間の運行は、「ハピラインふくい」に引き継がれます。
通勤・通学など、県民の日常を支える地域交通として列車の運行本数が増えるほか、福井駅~敦賀駅間に快速列車が運行されます。また、越前市では新駅の整備も進められています。
芦原温泉駅・福井駅・敦賀駅は、北陸新幹線と接続していますので、乗り継ぎしやすいダイヤとなっています。
北陸新幹線県内開業によって、私たちの新幹線利用が便利になるだけでなく、県外から多くの人が福井を訪れ、大いに盛り上がることが期待できます。
新幹線開業をきっかけに、福井県や越前町の魅力を全国に発信していきましょう。
◎3月16日(土)・17日(日)には、越前たけふ駅周辺で開業イベントが行われます!詳しくはP17へ!(本紙参照)
問合せ先:企画振興課
【電話】34‒8702
<この記事についてアンケートにご協力ください。>