■令和6年度当初予算は、『未来にかがやく越前町のさらなる躍進に向けた予算』
◇予算規模
令和6年度当初予算額は、一般会計、特別会計、事業会計を合わせ221億4,574万5千円で、前年度より28億9,394万円の増(15.0%増)となりました。
一般会計では、144億6,000万円で、前年度当初予算に比べ21億5,000万円の増(17.5%増)となり、過去2番目の規模となりました。
重点的な施策として、移住・定住の促進や子育ての包括的な支援、学校教育・スポーツ環境の整備のほか、地域産業や伝統産業の振興と、担い手の確保、観光産業の活性化、災害に備えた防災・減災対策など、安心で魅力あるまちづくりに向けて事業を進めていきます。
主な事業は、3ページにまとめています。
◇一般会計・歳入歳出予算の内訳
※簡易水道事業特別会計を上水道事業会計と統合し、名称を水道事業会計に改めています。
※公共下水道事業特別会計及び集落排水事業特別会計を統合し、下水道事業会計を新設しています。
《主な事業》
ー快適で安全に住み続けられるまちづくりー
◇憩いの場の整備
勤労青少年ホーム解体後の跡地に賑わい創出および地域や商工業者の交流を促進することを目的に、コミュニティの拠点となる地域交流施設を整備します。
[7億3,927万4千円]
◇宅地・住宅の整備
木造住宅の耐震改修などの促進や旧耐震住宅の建替えおよび危険ブロック塀などの除却を支援します。
※詳しくは14・15ページをご覧ください。
[4,410万6千円]
◇災害の予防
台風などを起因とした倒木による通行止めを未然に防ぐため、沿道林を事前伐採することで、孤立集落の発生を防止します。
[750万円]
◇防災・救急体制の充実
災害用ドローンを購入し、災害発生後の被災調査(立入不可能箇所の調査など)、その他の防災関連業務への活用を図ります。
[73万1千円]
ー誰もが健康で暮らしやすさを実感できるまちづくりー
◇子育て支援の充実
令和6年12月支給分から児童手当支給対象者を高校生相当まで広げ、所得制限をなくすなど制度の拡充を行い、子育て世帯の経済的負担を支援します。
[3億3,290万円]
妊娠期から出産・子育てまで一貫した相談支援の充実と経済的支援を一体的に実施することで、安心して出産・子育てができる環境を整備します。
[1,285万5千円]
◇保健事業の推進
新たに、脳ドックの助成をすることで脳疾患の早期発見・予防に繋げます。
[30万円]
◇UIJターン受入れ環境の整備
若者の移住・就職支援を行い、UIターン者や大学卒業生などの移住定住促進を図ります。
※詳しくは12ページをご覧ください。
[1,265万5千円]
奨学金の貸与を受けて大学などで修学し、町内に定住かつ定職した方に対して、奨学金返還を支援し定住促進を図ります。
[700万8千円]
◇外国からの移住者の誘致促進
外国人高度人材の本町への移住定住を促進し、人口減少課題の解決に繋げます。
[67万2千円]
ー人が輝き豊かな心が満ちあふれるまちづくりー
◇町民と協働できるまちづくりの推進
令和7年2月に合併20周年を迎えるにあたり記念式典を開催し、町政功労者などの表彰を行います。また、20周年を記念した企画を行うイベントを支援します。
[200万円]
◇地域に根ざした教育の推進
小学校を再編することで、新たな教育環境の整備を推進します。
[1,955万8千円]
町内児童生徒の保護者の経済的負担を軽減し、子育てを支援するため、給食費を完全無償化します。
※詳しくは8ページをご覧ください。
[7,581万6千円]
ー人と仕事の活力みなぎるまちづくりー
◇伝統産業の振興
越前焼の利用促進や若手後継者の育成、販路拡大などに取り組むとともに、福井県および丹南5産地との連携により産地の振興を図ります。
[1,200万1千円]
ーふるさとの個性を活かし交流を育むまちづくりー
◇観光産業の活性化
悠久ロマンの杜の利用者の増加や利便性を高めるため、一部をキャンプ場として活用し魅力アップを図ります。
[4,757万9千円]
北陸新幹線県内開業後の観光客の移動手段を確保するため、丹南地域での定額タクシーの実施および敦賀駅から越前地区への直行バスを運行し、来訪者の拡大を図ります。
[454万円]
問合せ先:財政課
【電話】34‒8711
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