■高齢者を狙った「訪問購入(買取)」に関するトラブルが増加しています。
高齢者特有の心配ごと(健康や孤独、経済的不安など)をあおったり、加齢に伴う判断力低下につけ込まれることが少なくありません。
町内でも「突然自宅に業者が来て、了解もしないうちに家の中に入り込み、強引に貴金属などを買い取られ、怖い思いをした」という事案がありました。
買取業者の飛び込み勧誘は禁止されています。業者には、法律に反する行為であると伝え、きっぱりと玄関先で断りましょう。また、次の手口にも注意しましょう。
・突然訪問して来てしつこく勧誘し、とにかく家に上がろうとする
・売るつもりがない物品も、強引に買い取ろうとする
トラブルになったり不安を感じたら、消費生活センターなどへ早めに相談しましょう。
「強引に家に入って来た」「玄関のドアに足を入れて帰らない」などの迷惑行為がある場合は、警察に通報しましょう。
また、高齢者が消費者トラブルに巻き込まれないためには、「高齢者宅へ不審な人物が出入りしている」「高齢者の言動や態度が普段と違う」「見慣れない商品や段ボールがある」などの異変がないか、周りの人が注意を向けることも大切です。
■相談窓口
1.消費者ホットライン「【電話】188(いやや!)」 ※最寄りの消費生活センター案内
2.警察相談専用電話「【電話】#9110」 ※緊急時以外の生活安全に関する窓口
3.高齢者に関する相談は、地域包括支援センターでも応じます
問合せ先:地域包括支援センター
【電話】34‒8729
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