大規模災害や大幅な税収減に備えるための財政調整基金と市の借金を返済するための減債基金の残高は、それぞれ増加しました。また、公共施設の大規模改修や子育て支援施策、教育振興策等の財源を安定的に確保するための公共施設等整備基金や育てやすいまちづくり基金、教育振興基金など各種基金の残高も増加しました。さらに、市の借金である市債残高を約21億円減少させることで財政基盤の強化を図りました。
■健全化判断比率
地方公共団体の財政の健全化に関する法律で定められた「自治体の財政の健全度合を計るための指標」。各指標の基準値を上回ると財政状況が良くないということになります。
〔全指標で基準値をクリア〕
◇指標の解説
・実質赤字比率…一般会計における標準的な収入に対する赤字額の割合を表したもの
・連結実質赤字比率…全会計(一般会計、特別会計、公営企業会計)における標準的な収入に対する赤字額の割合を表したもの
・実質公債費比率…収入に対する当該年度の借金返済額の割合(3カ年平均)を表したもの
・将来負担比率…全会計における借金の総額が将来の財政を圧迫する度合を指標化し、将来の財政への圧迫度合を表したもの
■資金不足比率
公営企業における資金不足額(赤字額)を料金収入などの規模と比較して指標化したもので、経営状況の深刻度を表しています。
〔全会計で基準値をクリア〕
■市債(借金)の残高
■基金(貯金)の残高
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