雪に備える-雪に強いまちづくりを-(3)

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■除雪中の事故に注意
除雪中の事故は自宅など建物の屋根雪下ろしや雪かき等の作業中に発生しており、中でも高齢者の比率が高いのが特徴です。何かあった時に対応できるよう作業は複数人で行うようにしましょう。

◆除雪中の事故はこんな原因で起きています
◇屋根からの転落・落雪
雪下ろし中に屋根から転落する
軒下で除雪中に落雪で埋まる
落雪が直撃する

◇水路等への転落
融雪槽に投雪中、槽内に転落する

◇除雪機の事故
エンジンを止めずに雪詰まりを取り除こうとして巻き込まれる(約7割が40～50代)

◇除雪作業中に心筋梗塞などを発症
寒い屋外での重労働によって作業中に心肺停止などで倒れる

〔1.作業は2人以上で〕
・1人での作業は発見が遅れ、重大な事故につながるため、家族や隣近所に声を掛けて2人以上で行う
・作業の時には携帯電話を持つ

〔2.足場に注意!〕
・滑りにくくするため雪を20cm程度残し、軒先には立たないようにする
・命綱、ヘルメット、滑りにくい靴を着用する

〔3.道具の点検〕
・除雪機の雪詰まり処理は必ずエンジンを止めてから行う
・除雪道具や安全対策用具を定期的に点検する

〔4.はしごはしっかり固定〕
・はしごは屋根に対して真っすぐ掛ける
・はしごの昇り降りは慎重に、屋根に移るときは特に注意する

〔5.軒下に注意!〕
・新雪や晴れた日は積もった雪が滑り落ちやすいため、軒下には近づかない
・低い屋根でも油断は禁物

〔6.疲労時は作業しない〕
・こまめに休憩と水分補給をする
・体調が悪い時、疲れた時は無理をせずにやめる

■ひとり暮らし高齢者世帯などの屋根雪下ろし業者・ボランティア募集
屋根雪下ろしが困難な世帯を支援する活動をしませんか。支援を望む声が多い中、登録者が不足しています。
主な業務：ひとり暮らし高齢者や身体障がい者など、自力や親族などによる雪おろしが困難で支援が必要な世帯の屋根雪下ろし
※詳細については市ホームページなどに掲載する予定です。
応募資格：
・業者…原則、市に業者登録してある業者
※業種不問
・ボランティア…18～70歳の健康な人
応募方法：申込書を持参またはFAX
※申込書は長寿福祉課にあります。
応募〆切：令和6年2月29日(木)

問合せ・申込先：長寿福祉課
【電話】53-2219　【FAX】51-8157