■ゲートキーパーとは
身近な人の悩みやつらい気持ちに気付き、声を掛け、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。特別な資格はいりません。あなたの身近にいる人が悩んでいる様子なら、まずは優しく声を掛けてください。周囲の気付きと温かな言葉で、大切な命を支えることができます。
■心と命を守るゲートキーパーの役割
◇気付き
家族や仲間の変化に気付いて、声を掛ける。
「どうしたの?元気がないみたいだね。悩み事でもあるの?」
「よかったら話してよ。あなたのことが気になるわ。」
◇傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。
「上手くいかないことが重なって困っているんだね。」
◇つなぎ
早めに専門家に相談するよう促す。
「困り事の内容によっては、相談できるところがあるよ。」
「付き添うから一緒に行ってみない?」
◇見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る。
「相談に行ってみてどうだった?」
「差し支えなければ、またお話を聞かせてね。」
■ゲートキーパー養成講座
市では毎年、職員向けにゲートキーパー養成講座を行っています。この講座ではゲートキーパーの役割やより具体的な声掛けの方法を学ぶことができます。要望に応じて市民の皆さん向けに出前講座も行いますので、興味のある団体はぜひお申込みください。
問合先:健康づくり課
【電話】52-1138
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