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映画「おしょりん」今秋公開

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福井県鯖江市

鯖江市の基幹産業である眼鏡産業の礎を築いた物語、映画『おしょりん』は昨年2月から4月下旬にかけてオール福井ロケで撮影が行われ、いよいよ今秋に公開されます。市では先行試写会も開催します。ぜひ劇場でお楽しみください。

■ストーリー
明治37年、福井県足羽郡麻生津村の庄屋の長男・増永五左衛門と結婚したむめは、育児と家事で忙しい日々を送っていた。ある日、五左衛門の弟の幸八が勤め先の大阪から帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと持ち掛ける。今はほとんど知られていないメガネだが、活字文化の普及で必ずや必需品になるというのだ。成功すれば、冬は収穫のない農家の人々の暮らしを助けることができる。初めは反対していたが、視力の弱い子供がメガネをかけて大喜びする姿を見て、挑戦を決めた五左衛門は、村の人々を集めて工場を開く。だが、苦労の末に仕上げたメガネが「売り物にならない」と卸問屋に突き返され、資金難から銀行の融資を受けるも厳しく返済を迫られ、兄弟は幾度となく挫折する。そんな二人を信じ、支え続けたのが、決して夢を諦めない強い心を持つむめだった。彼女に励まされた兄弟と職人たちは、『最後の賭け』に打って出る──。(映画『おしょりん』公式サイトより)

■監督・キャストに聞きました 福井ロケの思い出
◇児玉宜久監督
限られた予算の中で作品の出来を左右する重要な場所の一つが当時の眼鏡工場でした。ほぼ原寸に近い今回のロケ地を探し当てた時の興奮は未だに忘れられません。なによりロケで伺った先々での丹精込めた手作りのおもてなしの数々。これにはロケ隊全員が感嘆し、過酷な撮影への活力となりました。

◇増永むめ役 北乃きいさん
福井ではたくさんの方々のご協力をいただいて、撮影を無事に終えることができました。ロケで出していただいた福井のおいしい食べ物が忘れられません。鯖江のメガネも作らせてもらったり、頂いたりもしました。他の市町からもプレゼントを頂き、福井にはさまざまな名産があることを知りました。

◇増永幸八役 森崎ウィンさん
撮影の空き時間に地元で有名な鯖江の焼肉店に行きました。そのお店の味が今でもよみがえります。福井の日本酒もとてもおいしかったです。頂いた日本酒をまだ大切に取っているので、撮影時を思い出しながら少しずつ味わいたいと思います。

■めがねのまちさばえも撮影を支えました
・越前市の旧谷口家住宅では祝言シーンのロケが行われ、オーディションで選ばれたエキストラが出演。鯖江からは市民6人が参加しました。
・作中ではめがねミュージアムに展示されている実際に使われていた当時の道具などが使われています。
・作中に出てくる料理は河和田地区の「うるしの里いきいき協議会」が担当し、祝言のシーンでは当時の祝い膳を用意。赤飯や煮物などが越前漆器とともに並べられ、重要なシーンを彩りました。
・越前町の萩野小旧笈松(おいまつ)分校で行われた撮影では、鯖江市赤十字奉仕団の皆さんが昼食時に炊き出しを行い、出演者やスタッフの労をねぎらいました。
市長のYouTubeチャンネル「かっちゃんねる」第26弾~映画『おしょりん』の撮影現場に潜入~もぜひご覧ください!

■鯖江市民、鯖江市内勤務の人限定 映画おしょりん試写会ご招待
《ペア130組260人》
公開に先立ち、市では先行試写会を行います。ぜひこの機会に眼鏡産業の発祥に触れてみてください。

◇開催概要
日時:9月23日(土)14時開映
場所:鯖江アレックスシネマ
対象:鯖江市民もしくは鯖江市内在勤の人
料金:無料
応募期間:9月8日(金)まで
応募方法:応募フォームからご応募ください。(本紙3ページの二次元コード参照)
※当選者には9月15日(金)ごろに郵送で通知します。

問合せ・応募先:商工観光課
【電話】53-2231

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