健幸コラム vol.62

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～家族で守ろう!こどものお口～
お口の健康が損なわれると、全身に影響が及びます。子どもの健やかな成長をサポートするため、お口の健康について考えてみましょう。

■お口のトラブルと予防法
◆虫歯
細菌が作り出す酸によって歯が溶けてしまいます。歯の汚れは歯肉炎の原因にもなります。

(1)虫歯菌をうつさない
大人の口にいる虫歯菌が子どもにうつることがあります。家族みんなが口の中を清潔に保ちましょう。

(2)虫歯菌を増やさない
歯みがきの習慣を身に付け、永久歯が生えそろう10～12歳頃までは大人が仕上げ磨きを。歯ブラシだけでなくデンタルフロスなども活用しましょう。

(3)だらだら食べをしない
食事やおやつの後は虫歯のリスクが高まります。時間と回数を決め、規則正しく食べましょう。

◆口唇閉鎖不全(お口ぽかん)
日常的に口が閉じられない状態のことで、約3割の子どもにみられるという調査報告もあります。

◇お口ぽかんのデメリット
・虫歯や歯周病になりやすい
・口臭の原因となる
・噛む力や飲み込む力が低下する
・発音が悪くなる

(1)「ブクブクうがい」をしましょう
10回ほどブクブクさせます。まずはエアうがいや少量の水から練習しましょう。

(2)口を使った遊びをしましょう
大きな声で歌う、早口言葉、にらめっこは口周りや舌の筋肉の運動に効果的です。

口をよく動かすことが大切です
お口の健康を保つためにかかりつけの歯医者さんを持ちましょう!