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5月は消費者月間 デジタル時代に求められる消費者力とは〔消費者庁スローガン〕

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福井県鯖江市

SNSなどによる「儲け話トラブル」や「ロマンス詐欺」被害が多発し、市消費生活センターにも相談が寄せられています。自分は大丈夫と思っている人ほどトラブルに遭いやすい傾向です。デジタルサービスの仕組みやリスクに対する正しい理解と適切に情報を収集・発信する「消費者力」を身に付けましょう。合言葉は「気づく・断る・相談する」!

■相談事例(1)儲け話のトラブル
スマホに「初心者OK。空き時間に簡単に稼げる」と副業の広告が出た。簡単に稼げるならと思い申し込むと、登録料を請求された。さらに、副業で高額収入を得るためのノウハウを情報商材として勧められ、購入したが全く儲からなかった。

◇ポイント
・「簡単に稼げる」「必ず儲かる」などの話は怪しい
・「副業で必要だ」とアプリのインストールを勧められても簡単にインストールしない
・断りにくい状況でもはっきり断る

■相談事例(2)ロマンス詐欺
出会い系サイトで知り合った相手に好意を持った。結婚を持ちかけられ「結婚資金をまとめて貯めておくから資金の半分を入金してほしい」とメッセージが届き、信用して振り込んだが、一切連絡が取れなくなった。

◇ポイント
・相手のプロフィールなどに違和感はないか確認する
・出会って間もないのに金銭的要求をされていないか
・会ったことがない人からお金を要求されても、安易に応じない
・好意を寄せる相手でも無理な要求はきっぱり断る

市消費生活センターでは、学校や地域のさまざまな場で、それぞれのライフステージや生活スタイルに合わせた消費者教育を実施しています。令和5年度に実施した主な取り組みを紹介します。
・消費者ホットライン「188」を周知する小学生対象の絵はがきコンテストを実施。優秀作品はチラシ・ポスターなどにして啓発に活用しました。
・消費生活センター出張所を鯖江高校で定期的に開設。昼休みの時間などを活用し、高校生の皆さんの悩みに寄り添いました。今年度も引き続き実施します。
・トラブルに遭わない術を学ぶ「防犯祭」を市内量販店で実施しました。(鯖江警察署と共同)

問合先:
消費生活センター【電話】53-2204
消費者ホットライン【電話】188(いやや)

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