文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちの話題

12/42

福井県鯖江市

■鯖江中学校で生徒が母校にお別れ(7月19日)
来年度からの大規模な改修に向けて9月から旧丹南高校の校舎に移る鯖江中学校の生徒の皆さんが、感謝のメッセージを教室の床に書きました。今後の目標やそれぞれの夢なども床に描いた生徒たち。青春に刻んだ、同床異夢のメッセ―ジ。

■眼鏡の素材でキーホルダーづくり(7月27日)
鯖江青年会議所主催のさばえスマイルフェスが嚮陽会館であり、参加者たちが眼鏡素材のアセテートを使ったキーホルダーづくりなどを楽しみました。普段は顔にかける眼鏡ですが、手間をかけて作ったキーホルダーはかけがえのない逸品。

■《Pick up news!!》「めがねよ、ありがとう作文」短編映画公開へ
めがねに関するエピソードを市内外から募集するフェスの人気企画「めがねよ、ありがとう作文」を原作にした短編映画を、東京芸術大学院で映画を学ぶ学生らが中心となって作っています。3作目となる今回は「めがねと平和」がテーマの硬派な内容で、9月21日(土)のめがねフェスで公開されます。(※フェスは22日も開催)
製作に取り組んでいるのは、同大学院で映画を専門に研究していた小池悠輔さん(27)や平田雄己(ゆうき)さん(24)らでつくる「めがねMOVIE実行委員会」です。
小池さんらはSDGsの取り組みをから鯖江を知ったのと同時に、眼鏡の一大産地であることにも着目。「映画を生かして鯖江に貢献できないか」と思いたち、県眼鏡協会に相談したことをきっかけに実現しました。
2022年の1作目は弱視の子どもがテーマで、翌年の2作目「凛として」は眼鏡で過ごす女子高校生が主人公の恋愛物語でした。「凛として」は交際相手からコンタクトレンズを勧められた主人公の内面を丁寧に描いた意欲作で、平田さんが脚本・監督を務めました。アジア最大級の映画祭「東京国際映画祭」でも高評価を得ています(※)。
第3作は眼鏡と平和がテーマで、完成に向けて編集は大詰めを迎えています。小池さんは「僕たちのような『よそ者』も歓迎してくれる鯖江の雰囲気が大好き。眼鏡の身近さや大切さを描くなかで、見た人が鯖江に関心を持ってくれたらうれしい」と話してくれました。
東京芸術大学映像研究科は、2021年のカンヌ国際映画祭で4冠を達成した「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督など多くの映画人を輩出しています。

〔小池悠輔さん、平田雄己さん〕
ともに関東出身ながら「映画製作を通して鯖江が好きになった」とのこと。
(※)東京国際映画祭では、新たな才能を発掘するために設けられた「Amazon Prime Videoテイクワン賞」で、応募総数143作品からファイナリスト8作品の一つに選出。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU