令和5年度当初予算

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2023.05.01 福岡県みやま市

「新しい時代の潮流に沿った、魅力あるまち」を目指して
令和5年度予算は、全国初のワンヘルスセンターが本市に整備されるという千載一遇のチャンスを活かし、本市の未来の扉を開くワンヘルスを積極的に推進し、デジタル化やゼロカーボンなど時代の潮流に沿った持続可能で魅力あるまちを見据えながら、「将来にわたり子や孫が住み続けたいと思うまち」を目指します。
特に、安全安心なまちづくり、人口減少への歯止め、産業の振興、デジタル化の推進などに重点を置いた予算としています。

■令和5年度一般会計当初予算
199億7,300万円(前年度と比べ4.4%減)

■歳入
歳入の構成は、地方交付税が一番大きな割合を占めています。自主財源の比率は、前年度に比べ3.0ポイント増となっています。依然として地方交付税をはじめとした依存財源に頼らざるを得ない財政構造となっています。

▽市税　1億6,791万円(4.7%)の増↑
個人市民税および法人市民税は景気回復による増額を見込んでいます。また固定資産税も家屋、償却資産分が増加する見込みとなっています。

▽地方交付税　2億円(3.6%)の増↑
普通交付税が公債費の増や、国税の増収に伴う地方財政計画の伸びなどにより、増加する見込みです。

▽市債　10億5,800万円(42.0%)の減↓
地方交付税振替分の臨時財政対策債は前年度比57.8%減の7,900万円を見込んでいます。過疎対策事業費は、旧清掃センター解体事業債(1億3,810万円)が増加するものの、統合小学校施設整備事業債が8億2,250万円減少し、前年度比51.5%減の9億1,860万円を計上しています。また、防災減災事業の財源として、緊急自然災害防止対策事業債(1億3,550万円)や緊急浚渫推進事業債(9,000万円)を計上しています。

《一般会計市債残高と基金残高の推移》

▽市債残高
公債費は平成30年度過疎対策事業債の元金償還が開始となるため前年度比13.3%増の19億6,890万円計上しています。年度末の市債残高は、3億8,800万円減少し、267億1,500万円となる見込みです。
(※市債のうち臨時財政対策債は、交付税により国から措置される市債です。)

▽基金残高
年度末の基金残高は、本年度も減少傾向となっており、財政調整基金、減債基金及びふるさとみやま応援基金を取り崩す予定のため、前年度より14億4,200万円減少し、83億700万円となる見込みです。
みやま市の財政状況は、大型建設事業に取り組む中にあって、借金である市債の増加に対し、貯金である基金が減少しています。本市では、本年度策定予定の行政改革プランの着実な実行により、効果的・効率的な行財政運営を推進してまいります。

■歳出
《歳出(目的別)》
目的別分類は、各事業の予算を行政目的別に区分したものです。