虐待を受けている子どもは、自分で解決することができず、周りに助けを求めています。「泣き声通報」など子どもからのサインを見逃さず、虐待を疑う時はすぐに「189」に連絡してください。通報者や通報内容の秘密は守られます。
■児童虐待の例
(1)身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、家の外にしめだす
(2)性的虐待
子どもへの性的行為、性器や性的行為を見せる、ポルノグラフティの被写体にする
(3)ネグレクト
乳幼児を家に残して外出する、食事を与えない、ひどく不潔なままにする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない、他の人が子どもに暴力をふるうことなどを放置する
(4)心理的虐待
言葉により脅かす、無視する、きょうだい間で差別的扱いをする、子どもの見ている前で家族に対して暴力をふるう(DVなど)、自傷行為を見せる
■子どもを虐待から守るために
被害を受けている子どもや虐待してしまう保護者からの相談も受け付けています。一人で抱え込まず相談してください。
■体罰によらない子育てを
しつけのためでも、体に苦痛や不快感を意図的に与えることは体罰です。子どもへの体罰は法律で禁止されています。体罰や虐待は、子どもの脳に異常を起こし、成長や発達をさまたげ、「落ち着きがない」「我慢できない」「集団行動ができない」「友達への暴力」などのさまざまな問題行動を生じる可能性が高いことが分かっています。
■通報先
全国共通3桁ダイヤル【電話】189(24時間対応)
大牟田児童相談所【電話】54-2344
こども家庭センター【電話】64-1566
問合せ:こども家庭センター
【電話】64-1566
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