異性を好きになる人、同性を好きになる人、どちらの性も好きになる人、特定の誰かを好きにならない人。
また、自分のことを男性だと思う人、女性だと思う人、定まっていない人、明確にしたくない人。
それぞれの人にとっての「自然」や「当たり前」を互いに受容し、尊重し合うことが大切です。
◇こんな会話してませんか?
「あの人って、女性?男性?」
「彼氏いるの?」
「男/女らしくないなぁ」
私たちの何気ない一言が、誰かを傷つけているかもしれません。
■多様な性と自分らしさ
私たちの性は、必ずしも身体の性によって決まるものではありません。大きく4つの要素が組み合わさることで、一人ひとりの性が形作られています。
「自分らしさ」
・身体の性(生まれた時の体の性)
・心の性(自分が思う自分の性)
・好きになる性(惹かれる人の性)
・表現する性(服装、しぐさ、言葉遣いなど)
無意識の思いこみや偏見は日常に溢れていて、誰もが持ち合わせているものですが、それらを決めつけたり、相手に押し付けたりしてしまうことは問題です。
互いの違いは新たな発見として、受容し、尊重し合うことが、「誰もが自分らしく生きる社会」を構築することに繋がります。
まずは、自分の中にある無意識の思い込みや偏見に気付き学ぶことから始めてみましょう。
■講演会のお知らせ
性的マイノリティの当事者である荒牧明楽(あきら)さんの講演会を開催します。
日程:12月14日(土)
時間:14時開演
場所:まいピア高田
問合せ:社会教育課 人権・同和教育係
【電話】32-9184
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