[シリーズ One Health]
■「ワンヘルス楽校」開校
ワンヘルスを楽しく学ぶ市民講座「ワンヘルス楽校」が7月28日に開校しました。
第1回目は「ワンヘルスのまち、みやまのこれから」をテーマに、一般社団法人ワン・ヘルス・クリエイツの芝田良倫さんによる講演や山門高校Oneヘルスクラブの生徒による活動発表が行われた後、両者が活動を始めたきっかけやワンヘルスのまちづくりなどについて対談が行われました。
参加者からは「ワンヘルスの重要性が理解できた」「生徒たちの発表を聞いて、みやまの将来は明るいと思った」などの声がありました。
8月18日に行われた第2回目は、「畑からありがとう~子どもたちの未来に繋ぐ、畑から始まる命の循環~」と題して講演が行われました。講師の吉田さんは「菌が死んだ物を分解して、新たな命に変えている。元気な土で育った野菜は人間も元気にしてくれる。人と地球はひとつ」と野菜づくりから見たワンヘルスについて話されました。
第3回目は9月8日、「資源が循環するまち、みやま」「食品ロスから循環を考える」をテーマに、まいピア高田で開催します。
各講座の様子や生徒たちの感想はホームページにも掲載しています。
■ワンヘルスフェスティバル
日程:10月5日(土)
場所:MIYAMAX
内容:
識者による基調講演
ワンヘルス体験教室
ワンヘルス宣言事業者によるマルシェ
※詳細は市ホームページやSNSでお知らせします。
■ワンヘルス宣言!
ワンヘルスに取り組む市民の皆さまの声をご紹介します。
一緒にワンヘルスの輪を広げていきましょう!
◇株式会社吉開のかまぼこ
林田茉優さん
『かまぼこでワンヘルスを推進』
宣言事業者に登録したきっかけは、ワンへルスの中核拠点がみやま市にできることです。SDGsに関心を持っていたことや、かまぼこの材料が海や環境の変化に直接影響を受けることから、自社の取り組みにピッタリだと感じました。
吉開のかまぼこは無添加で日持ちしないため、食品ロス削減のために受注生産を行っています。無添加にこだわることで人の健康にも貢献できると思っています。包装材には古紙でできたもの、緩衝材は100%リサイクルのものを使用し、かまぼこだけでなく関連する製品にもこだわっています。また、かまぼこ板の仕入先も国産杉を使用し、加工時に発生する木くずを再利用するなど環境に配慮する取り組みを行っています。
今後は、かまぼこ板の再利用方法などを提案したり、SNSでもワンへルスの取り組みについて発信していきたいです。
問合せ:総合政策課 ワンヘルス総合推進室
【電話】88-9754
<この記事についてアンケートにご協力ください。>