特定健診は、生活習慣病の原因となるメタボリックシンドローム(※)に着目した健診です。糖尿病や高血圧などの生活習慣病の発症・重症化を予防するため、年に1度「特定健診」を受診して自身の健康状態を確認しましょう。
■国・県の平均を上回る医療費(図1)
みやま市の令和4年度国民健康保険の総医療費は45億592万円です。また、被保険者1人当たりの医療費は平均で49万281円で、福岡県平均の約1.19倍、全国平均の約1.21倍となっています。
※国民健康保険は、加入者が納付する保険税などから医療費を支出する助け合いの制度です。皆さんが医療機関の窓口で支払っているのは、医療費の一部で、残りはみやま市国民健康保険で負担しています。
■医療費の約20%を占める生活習慣病(図2)
国・県平均を上回るみやま市国民健康保険の医療費の中でも、生活習慣病(高血圧、脳梗塞、糖尿病など)にかかる医療費が全体の約20%となっています。
◇特定健診で早期発見・早期予防
特定健診受診の際は、健康保険証、特定健診受診券、受診料金を持参ください。検査項目は、血液検査、血圧測定、尿検査、身体測定(身長、体重)、問診です。詳しくは「けんしんガイドブック」をご覧ください。
※特定健診受診券の再発行を希望する場合は、国保年金係へ問い合わせください。
※メタボリックシンドロームとは
内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わされることにより、心臓病や脳卒中になりやすい状態です。日本では、腹囲が男性85cm・女性90cm以上で、かつ血圧・血糖・脂質のうち2つ以上が基準値から外れると診断されます。
問合せ:健康づくり課 国保年金係
【電話】64-1529
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