桜舞館小学校×OneHealth
■つなげよう未来へ 桜ワンヘルス
桜舞館小学校では、令和4年度からみやま市研究指定・委嘱校として「ワンヘルス教育」に取り組んでいます。
11月21日には研究発表会「Sakura One Health」と市民講座「ワンヘルス楽校」を同時開催し、200人を超える市民や関係者などが参加。全学年での公開授業や『わたしのワンへルス』をテーマにしたパネルディスカッションが行われ、市として初めてワンへルスに関する授業を公開しました。
公開授業では、各学年が取り組んでいるワンヘルス学習を発表。6年生は「学ぼうみやまのまちづくり」をテーマに、ワンヘルスの身近さや重要性を発表しました。パネルディスカッションでは、日本医師会名誉会長の横倉義武さんなど、ワンへルスに関する専門家が登壇。同校児童のほか、山川中の生徒も参加し、ワンヘルスの取り組みについて活発な意見交換が行われました。
・6年生が各学年の取り組みを動画で紹介してくれました!
(※二次元コードは本紙をご参照ください。)
1月~3月も開校
◆実践の気軽な第一歩「ワンヘルス楽校」
◇海を知る、海を守る
1月26日(日)10時~/まいピア高田
要申し込み(先着20組)
・海の素晴らしさやノリの魅力を再発見
江の浦海苔本舗・森田和華子さん
森田さんと一緒に、有明海苔の魅力や海の生態系を学びます。新鮮な海苔を使ったオリジナルのふりかけ作り体験もできます!海の恵みを通して「ワンヘルス」を体感しましょう!
◇私にできるワンヘルス
2月2日(日)13時~/山川市民センター
・環境講演会と共同開催!
吉開のかまぼこ・林田茉優さん
吉開のかまぼこの林田社長に、会社の休業から再開までの道のりと、ワンへルス宣言事業者としての持続可能な食品づくりや資源活用などの取り組みを伺います!食の安全や環境を守るために自分に出来るワンへルスを見つけてみませんか?
◇動物のいのちを考える
3月30日(日)11時~/清水山荘
・羊羹の試食もできる!
田中羊羹本舗・原田亜希子さん
保護猫活動を行っている原田さんに「さくら猫」について伺います。原田さんが保護した猫たちと触れ合えるかも。猫が好きな人も嫌いな人も、みんなで一緒に動物のいのちについて考えていきましょう。
市内にはワンヘルスを感じられる施設や商品がたくさん
■五感が調う、みやまのワンヘルス
みやま市では「ワンヘルスのまちみやま」を実現するため、福岡県が実施するワンヘルスに関するさまざまな認定を受けるなど、ワンヘルスの普及啓発・実践に取り組んでいます。
◆市内で2例目の認定「清水山荘・森の小径」
「清水山荘・森の小径」が福岡県ワンへルス啓発施設に認定されました。ワンへルスを学び、体験できる施設に対して福岡県が認定するもので、市内ではバイオマスセンタールフランに次いで2例目です。
清水山荘は自然豊かな環境に囲まれ、四季折々の風景を楽しむことができるスポット。森林浴を通じて心身のリフレッシュができる環境が整っています。また、森の小径をはじめ、清水山荘周辺には多様な植物を観察できるスポットなどが広がっており、自然観察や散策を楽しむことができます。
今後はワンへルスを実践できる拠点として、イベント開催などに活用していく予定です。
■試して感じる「ワンヘルス認証商品」
◇木蝋(もくろう)
化粧品やクレヨン、ろうそくなどの原料で、国内外に広く出荷されています。1850年創業の『荒木製蝋』は、国内で木蝋を作っている3社のうちの1社で九州唯一の企業。口に入れても害がない100%天然由来の品質は世界に誇れるものです。
◇つやおとめ
JAみなみ筑後と菊美人酒造との共同開発で実現しました。ワンへルス認証制度商品である「つやおとめ」を60パーセントまで磨いた白米で造りあげ、みやまの米と水と技で醸した豊かな旨みとふくらみを持つ純米酒です。
◇なす・セロリ・いちご・みかん
JAみなみ筑後では、温暖多雨な気象条件を生かして様々な農作物を育て、16品目でワンへルス認証を取得しています。食育活動の一環として、学校給食への食材提供や収穫体験を実施するなど地産地消を推進しています。
◆JA南筑後農業協同組合瀬高なす部会 阿部幹夫さん
「PC筑陽」という、棘がなく安心して食べられるナスを栽培しています。
農薬の使用を最小限に抑え、安心安全な茄子を生産するため、天敵を利用した害虫対策をしたり、環境に配慮した減農薬での栽培を行っています。瀬高地区はナスの生産量が県内で最も多く、市場からの品質評価も高いことに誇りを持っています。農業と環境、人々の健康が密接に関連していることを認識し、持続可能な農業を通じて地域に貢献していきたいです。
問合せ:総合政策課 ワンヘルス総合推進室
【電話】88-9754
<この記事についてアンケートにご協力ください。>