「住み慣れた場所で、自分の力でいつまでも元気に過ごしていきたい」と考える人は多いのではないでしょうか。介護予防とは、介護が必要な状態になることを予防したり、介護が必要になったとしても悪化を防ぐことで、自立した自分らしい生活が送れるようにすることです。元気なうちから介護予防に取り組みましょう。
1.毎日体を動かしましょう
身体を動かさないでいると次第に筋力は弱まり、活動の意欲も薄れ、衰弱の悪循環に陥りがちです。筋力低下を予防するためにも、筋力アップを目的とした運動を毎日行って、筋力を蓄えましょう。
・毎日できるだけ歩く
・運動を生活に取り入れる
・楽しくできる軽スポーツ・軽登山などに参加する
●やってみよう!
いつでもどこでも簡単にできる「介護予防体操ハレハレみやま体操」の動画を配信しています。
2.たんぱく質とエネルギーをしっかりと
健康を維持するためには、身体を維持する「たんぱく質」と活動するための「エネルギー」が重要です。この2つが不足した状態を「低栄養」といいます。「たんぱく質」と「エネルギー」になる食品を意識して食べるようにしましょう。
・主食(ごはん、麺、パン)と主菜(肉、魚、大豆食品)をしっかりとる
・身体を動かした後などに乳製品(チーズ、ヨーグルトなど)、プリンなどのたんぱく質をとる
・1日3食きちんと食べる。食欲がない時は食べたいものを食べたいときに食べる
3.お口の健康を保ちましょう
口腔内の健康を守ることは全身の健康に関係します。歯の丈夫さは、栄養がきちんととれているか、身体を動かすときに歯を食いしばれるかなどに関係します。また、口腔内に細菌が繁殖すると、口内炎になったり、風邪・気管支炎・肺炎などを招く恐れがあります。
・毎食後、歯磨き、うがい、洗口剤などで口腔内を清潔に保つ
・歯を磨けない時は、口をすすぐなどして食べ残しが残らないようにする
・入れ歯の点検など、定期的に歯科医を受診する
4.外に出て体と脳に刺激を
「家が一番」と家にこもってばかりいると、使わない足腰は衰え、体を動かさないことでお腹が空きにくくなるため食欲も低下していき、気づかないうちに衰弱してしまいます。また、刺激が家の中だけになると、次第に脳も衰え、認知症を招きやすくなってしまいます。
・できれば週に3~4回は外出する
・知人と会うなど、外出習慣をつける
・地域のさまざまな活動に参加する
■介護予防教室を実施中
みやま市では、上記の「介護予防の4つのポイント」を取り入れた介護予防サポーター養成講座や元気が出る学校、元気クラブなどの介護予防に関する事業を実施しています。詳しくは、市地域包括支援センターへ問い合わせください。
問合せ:みやま市地域包括支援センター
【電話】64-1516
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