■子どもの権利を守る
こども家庭庁は毎年11月を「秋のこどもまんなか月間」と定め、常に子どもの視点から、最も良いことは何かを考え、子どもに関する取り組みや政策を真ん中に据える「こどもまんなか社会」の実現を目指しています。
子どもには「児童の権利に関する条約」によって定められた4つの権利があります。すべての子どもが自分らしく、健やかに成長できるよう、社会全体で取り組むことが大切です。
◆子どもが持つ4つの権利
◇生きる権利
命が守られ、病気やけがの治療を受けられる
◇守られる権利
暴力などから守られて幸せである
◇育つ権利
自分らしく育つことができる
◇参加する権利
意見の表明など自由な活動ができる
■子どもの声を聴くには
◆意見を否定したり、大人の価値観で判断したりしない
子どもの意見を否定したり、ないがしろにすると大人を信用しなくなり、意見を言わなくなります。大人の価値観で判断せず、一人の人間として接し、一緒に考える姿勢を示しましょう
◆声を上げやすい環境をつくる
子どもとの約束を守る、話を最後まで聴くなど、日頃から子どもとの信頼関係を築きましょう
◆意見を受け止める
日頃から「自分の意見を言っていい」と子どもに伝え、子どもの意見を受け止めましょう
◆意見を強要しない
意見を言うかどうかを決める権利は子どもにあります。何も言わないことも意見の一つです
■気軽に相談を
子育てをしていると、時に不安や悩みからいら立ちやストレスを抱えてしまうものです。誰かに話を聞いてもらうだけで気分が楽になることも。一人で悩まず、気軽に相談してください。
■子育ての悩みに関する相談
◆こども子育てサポートセンター
【電話】0942-30-9302
【FAX】0942-30-9718
■児童虐待に関する相談
◆児童相談所虐待対応ダイヤル
【電話】189
(通話料無料)
住んでいる地域の児童相談所につながります
◆久留米児童相談所
【電話】0942-32-4458
【FAX】0942-32-4459
問い合わせ先:家庭子ども相談課
【電話】0942-30-9208
【FAX】0942-30-9718
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