■給水活動で被災地支援
久留米市は、2月21日から3月16日まで能登半島地震の被災地・石川県能登町で給水活動を行いました。同町は水道管が破損し、被災当初は6200戸以上が断水。市から派遣された職員は給水車で福祉施設に水を運ぶなどしました。
派遣された上水道整備課の伊藤雅尚さんは「被害の大きさを改めて実感した。少しでも住民の力になったならば」と振り返りました。
■サニーレタスを味わって
3月1日に道の駅くるめで、JAくるめと市が久留米特産サニーレタスを買い物客など100人に配布しました。市が県内有数のサニーレタスの産地ということを広く知ってもらうため、3月2日の「春のサニーレタスの日」にちなみ実施。JAくるめ・リーフレタス部会部会長の森光新司さんは「広い年代の皆さんに食べてもらって、特産品を親しんでほしい」と話しました。
■伝統工芸品に魅了される
3月16日、17日に地場産くるめで「藍・愛・で逢いフェスティバル」がありました。絣(かすり)や絣製品の魅力をPRするイベント。制作工程を紹介するKASURI ROAD(カスリロード)やファッションショーも行われ、絣ファンでにぎわいました。来場した中川英子さん(諏訪野町)は「50年以上絣のファンです。いろいろなデザインを見るとわくわくします」と目を輝かせていました。
■キッチンカーで公園ににぎわいを
3月8日から市内の9公園で、キッチンカー出店の実証実験が始まりました。公園の利用促進やにぎわいづくりが目的。利用者や出店者のニーズ把握などを行い、本格実施を目指します。
初日には、両替町公園にホットドッグやおにぎり、アフリカ料理の3店が出店。多くの人が買い求めていました。実証実験は4月21日(日)まで。場所やメニューなど詳しくはホームページで。
■ツバキと歴史を感じる9日間
3月9日から17日まで久留米つばき園や世界のつばき館、石橋文化センターなどで「久留米つばきフェア」が開催されました。多彩なツバキが咲き誇る中、苗の無料配布やスタンプラリー、ガイドウオーキングなどを実施。オープニングに参加した佐多あやねさん(田主丸町)は「思っていたより花が大きく、バラのような品種もあって、とてもかわいらしいですね」と話しました。
■音楽の力で心沸き立つ春
3月17日、東町公園で「KURUME MUSIC FES(クルメミュージックフェス).2024」が初開催されました。全国で活躍するミュージシャンや久留米ゆかりのバンドなど14組が出演。地元商店街13店も「フェス飯」を販売しました。
それぞれのバンドのファンや、初めて来た人など約8000人が熱狂。観客は、ミュージシャンの熱い演奏に体を揺らし、会場には一体感が生まれました。
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