■鍵開けサービスなどネット広告の料金に注意
鍵が開かないときや、失くしたときに利用する「鍵開けサービス」。インターネット広告の料金と実際の料金が大幅に違い、トラブルになる事例が多くあります。
Q:玄関の鍵が故障して開かなくなったので、慌ててインターネットで修理業者を調べました。「鍵の交換〇千円~」という広告を見つけ、電話で依頼したところ、来訪した業者から「古いタイプの鍵なので数十万円かかる」と説明されました。焦っていたので修理を頼みましたが、広告料金と大幅に違う請求額に納得できません。
A:インターネット広告の料金をうのみにしないでください。多くの場合、作業料金は現場で提示されます。作業内容と料金が妥当かどうかは、無理にその場で判断せず、想定していた料金とかけ離れた金額を提示された場合は断りましょう。
日ごろから、あらかじめ相場を調べたり、賃貸住宅の場合は管理会社に鍵の故障・紛失時の対応を確認したりしておきましょう。
◇トラブルを防ぐチェックリスト
・鍵の交換代だけでなく、技術料・出張料・キャンセル料なども確認する
・作業開始前に内容や料金などについて詳しい説明を求める
・想定金額を大幅に上回る場合、その場で無理に判断せず作業を断る
・複数の業者から見積もりを取る
問合せ:消費生活センター
【電話】0942-30-7700
【FAX】0942-30-7715
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