■世界の舞台 全力で挑む姿に感動
パリ2024オリンピックに久留米ゆかりの選手が出場しました。世界の舞台に挑んだ選手の姿に感動。最後まで諦めないことの大切さを教えてくれました。
◇けがで無念の棄権
市出身の素根輝選手(パーク24所属)は、2連覇を目指して柔道女子78kg超級に出場しました。
初戦を合わせ技で一本勝ちするなど素根選手らしい強さを見せた上々の滑り出し。準々決勝に進みましたが、トルコの選手に延長戦の末、惜しくも敗退。その試合で負った膝のけがで敗者復活戦を棄権し、無念の結果となりました。
けがに悩まされながらも「三倍努力」で2大会連続オリンピック出場を成し遂げた素根選手。自身のインスタグラムで「怒涛(どとう)の3年間でした。たくさんの方々に支えられて辿(たど)り着けた舞台でした」とコメントしました。
◇次につながる6位入賞
自転車競技は、祐誠高校出身の3選手が出場しました。今村駿介選手は4人1組でトラックを16周するチームパシュートと2人1組で長距離を走るマディソンに出場。マディソンでメダルまであと一歩の6位入賞を果たしました。内野艶和選手は、マディソンで決勝に進み、12位。池田瑞紀選手は、内野選手とともにチームパシュートに出場しました。予選通過はできませんでしたが、日本記録を更新する走りを見せました。
◇過去最高の9位
市を拠点に活動するラグビーチーム「ナナイロプリズム福岡」の中村知春選手は、女子7人制ラグビーに出場。5試合中3勝し、過去最高の9位でした。
中村選手は、日本ラグビーフットボール協会を通じて「自分のやれることはすべてやりきった、清々(すがすが)しい気持ちの9位です」とコメントしました。
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