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響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで

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福岡県久留米市 クリエイティブ・コモンズ

■宮城から届く個性豊かな名画たち
久留米市美術館では、2月8日(土)から5月11日(日)まで、「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで」を開催します。
個性豊かなコレクションが宮城から届きます。

◆東北から西洋まで 多様なコレクション
宮城県美術館は、昭和56(1981)年、仙台市に開館。東北ゆかりの作家を中心とした日本近代洋画やヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなどの西洋美術作品を多く所蔵しています。
ほかにも、美術コレクターの洲之内徹が残した「洲之内コレクション」も所蔵。画商でありながら、気に入った美術品を手放したがらなかった洲之内の珠玉のコレクションです。
宮城県美術館は改修工事に伴い長期休館中。本展は、リニューアルオープンまでの間も作品が楽しめるようにと企画されました。7000点に及ぶ所蔵品の中からよりすぐりの74点を展示します。会期中、宮城県美術館副館長による美術講座なども開催予定。

◇会期
2月8日(土)から5月11日(日)までの10時から17時。入館は16時30分まで。月曜日は休館。2月24日(休)と5月5日(祝)は開館します

◇入館料
一般1000円、65歳以上700円、大学生500円、高校生以下無料。前売り券700円。チケットぴあ、ローソンなどで販売

■展覧会の見どころ
◆高橋由一からはじまる日本近代洋画
《宮城県庁門前図》は、宮城県からの依頼で、高橋由一が描いた作品。高橋は、本格的な西洋の油絵技法を学び、「日本初の洋画家」と言われています。
ほかにも、萬(よろず)鉄五郎や松本竣介など、東北ゆかりの画家を中心とした日本近代洋画を展示します

◆洲之内コレクション
《猫》のモデルは、作者・長谷川潾二郎が飼っていた愛猫の太郎。よく見ると、ひげが片方ありません。会場でその理由を確かめてみてください。
洲之内は、自分の直感で気に入った作品のみを集めました。洲之内の没後、最後まで手元に残されていた146点の絵画や彫刻を、宮城県美術館が所蔵。本展では、そのなかから靉光の《鳥》や海老原喜之助の《ポアソニエール》など代表的な作品が並びます

◆カンディンスキー、そしてドイツ表現主義
抽象絵画の創出に大きな役割を果たしたヴァシリー・カンディンスキー。彼の作品は、宮城県美術館の西洋美術コレクションの「顔」になっています。
パウル・クレーの作品など、宮城県美術館が所蔵する国内有数のドイツ近代美術コレクションをお届けします

◆戦後美術の展開
前衛的な画風で活躍した桂ゆきや関西の前衛美術グループ「具体美術協会(具体)」の作品も展示。
新しい価値観に出会えるかもしれません

問い合わせ先:久留米市美術館
【電話】0942-39-1131
【FAX】0942-39-3134

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