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まちのわだいTOPICS(1)

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福岡県八女市

■福岡の八女茶発祥600年祭
○600年の節目に日本一をダブル受賞
10月28日(土)、福岡の八女茶発祥600年を祝う記念式典が開催されました。実行委員長あいさつで三田村市長は「先人達がこれまで『作り・育て・磨き上げた技術と思い』を次世代へと受け継ぎ、未来の100年に向けて歩みを進めます」と述べました。
八女茶功労者表彰や記念書籍の紹介に続き「可能性を広げる。八女茶の未来へ」と題して、ニュースキャスターの佐々木理恵氏による記念講演が行われました。過去から未来へつなぐ八女茶の現状と可能性などデータを交えた講演に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
また、同日に開催された第77回全国お茶まつり福岡大会では、全国茶品評会「玉露の部」で1等1席に輝いた倉住努氏に農林水産大臣賞が授与され、八女市も同部門の産地で日本一となる産地賞を23年連続で受賞しました。
会場周辺では、出品茶や茶関連機械・資材の展示、抹茶席などが設けられ、全国の茶産地から集まった生産者など多くの来場者でにぎわいました。
審査結果の詳細は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

○マルシェで八女茶をPR
10月29日(日)、べんがら村で、福岡の八女茶発祥600年記念祭「八女茶マルシェ」が開催され、市内外から多くの人が訪れました。マルシェ会場では、八女茶を使用したやきそばやスイーツの販売、キッチンカーなどが並びました。自分で淹れるYAME茶会では、日本茶インストラクターからおいしい八女茶の淹れ方を教わり、初めて自分で淹れたお茶を飲んだ参加者は「淹れ方が変わるだけでこんなに美味しくなるんですね」と話しました。
福岡県八女茶手もみ技術研究会による実演では、普段は見ることができない手もみの製茶技術が披露され、来場者の注目を集めました。また、八女文化連盟茶道部による抹茶席も満席となる盛況で、八女茶を通して来場者の心と身体を癒やすイベントとなりました。

○10月28日(土)に「八女茶発祥600年記念花火大会」を開催しました。八女茶にちなんだ緑色の花火や600の数字も打ち上げられ、約1,500発の花火が夜空を彩りました。会場はたくさんの観覧者でにぎわい、音楽とともに打ち上がる花火を楽しみました。

動画は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

■笑顔があふれる各地で秋祭りが大盛況
○八女くろぎふるさと祭り
11月5日(日)、駅跡イベント広場で開催されました。人間と猿の掛け合いによるコミカルな猿まわしには会場から笑い声があがり、猿が大ジャンプを決めると大きな歓声があがりました。その他ステージパフォーマンスやミニSLの乗車体験など、訪れた人たちはさまざまな催しを楽しんでいました。

○八女上陽まつり
11月12日(日)、春の山公園で開催されました。ニューチルドレンズによるダンス披露や仮面ライダーショー、犬と猿のかわいいショーなど会場からは声援や大きな拍手が送られました。また、防災体験コーナーの子ども用消防服の試着や煙体験など小さな子どもから大人までさまざまな催しを楽しんでいました。

○八女星のまつり
11月11日(土)・12日(日)、星のふるさと公園で開催されました。11日は地元の皆さんの太鼓や踊り・歌などでにぎわいました。12日は九州和太鼓フェスティバルが行われ、九州各地から集結した11団体による和太鼓の演奏とパフォーマンスが繰り広げられ、来場者は山里に響く和太鼓の音色や迫力を楽しんでいました。

■芸術の秋 八女・黒木文化連盟が文化祭を開催
11月3日(祝)~6日(月)に黒木文化連盟創立50周年記念第52回くろぎ文化祭(黒木文化連盟主催)が黒木開発センターや黒木体育館、ふじの里などで行われました。3日は創立50周年記念式典が行われました。
11月2日(木)~26日(日)に第67回八女総合文化祭(八女文化連盟主催)がおりなす八女や八女文化会館などで、作品展示や芸能の舞台発表などが行われ、多くの人がさまざまな催しを堪能しました。

■坂本繁二郎画伯をたたえ「帰居祭」
文化勲章を受章した坂本画伯の遺徳をしのぶ第48回帰居祭(主催:八女市・八女文化連盟)が11月3日(祝)、八女公園の坂本繁二郎画伯寿像前で行われました。これは画伯の雅号が「帰居」だったことからこの名称がつけられました。約110人の参加者が集まり、八女文化連盟会員による献茶、献吟、献曲のほか、参加者全員での献花、小中高生の作文朗読、合唱披露などが行われました。作文発表者、合唱披露団体は、本紙またはPDF版をご覧ください。

■獅子にかまれて無病息災を願う
土橋八幡宮の神霊が稲富の御旅所に渡御する「土橋八幡宮神幸行事」が10月17日(火)に、御旅所に2泊したあと再び土橋八幡宮へ戻る「還幸行事」が19日(木)に行われました。この祭りは同宮が1601年福島城築城の際に福島村と稲富村の境から現在の地に移転したことから始まっており、市の無形民俗文化財に指定されています。獅子にかまれると無病息災で過ごせると言われており、多くの人が獅子に触ったりさい銭を入れたりしていました。

■明治時代から続く伝統の舞台がにぎわう
黒木町笠原の鰐八(わにばち)地区に伝わる県指定無形民俗文化財「旭座人形芝居」本公演が11月3日(祝)、旭座人形芝居会館で行われました。黒木小人形浄瑠璃クラブ児童17人が演じた「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると)」巡礼歌(じゅんれいうた)の段は、日頃から上級生が下級生に演技を指導しており、練習の成果を存分に発揮しました。当日は多くの見物客が来場し、保存会演技の「御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)」弁慶上使(べんけいじょうし)の段には、巧みな人形遣いと情感あふれる熱演に大きな拍手が送られました。

■見崎中学校3年生が柳川高校留学生と交流
9月21日(木)、見崎中学校3年生45人が、柳川高校を訪問し、留学生23人と交流しました。
フィールドワークで学んだ八女の伝統文化を英語でプレゼンテーションし、八女の魅力を伝えました。その後、柳川高校ALTの交流事業を受け、食堂で学食体験をしました。さまざまな国からの留学生と交流することで、お互いに自国の文化への認識を深めていました。見崎中学校では今後も積極的に国際交流に取り組んでいきます。

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