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第3次八女市地域福祉計画・地域福祉活動計画(第1次八女市再犯防止推進計画)を策定しました

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福岡県八女市

■計画期間5年間(令和5年度~令和9年度)
個人や世帯が抱える福祉課題は、より複雑化・複合化してきています。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、地域のつながりの希薄化も懸念されます。
このように変化の激しい社会において、国の方針として、誰もが役割を持ち活躍できる「地域共生社会」(※注)の実現が推進されています。
そこで、第2次計画の策定以降に生じたさまざまな社会変化を踏まえ「第3次八女市地域福祉計画・地域福祉活動計画」を策定しました。
また近年、犯罪件数の減少に対し、再犯者率の上昇が問題となっており、国だけではなく、県や市、生活の基盤となる地域の役割も重視されています。再犯者の中には、福祉的な課題を抱え支援を必要とする人もいることを踏まえ、「再犯防止推進計画」を「地域福祉計画・地域福祉活動計画」に内包する形で策定しました。
※注「地域共生社会」とは制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が『我が事』として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて『丸ごと』つながることで、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会のことです。

■基本理念
心豊かに、共に支えあい、安心して健やかに暮らせる、優しいまち八女

■地域福祉推進に大切な4つの助けあいの視点と役割
自助:本人やその家族の力で課題を解決すること
互助:身近な人間(隣近所、遠方の家族等)が、お互い様の気持ちで助けあうこと
共助:地域住民、地域活動・地域福祉活動を行う人たち、地域の施設・事務所等が組織化し、協働して助けあうこと
公助:行政による支援や公的な福祉サービスを提供すること

■地域福祉計画・地域福祉活動計画計画体系
基本目標1:相談しやすい雰囲気づくり
(1)支援の情報をわかりやすく伝える
(2)身近で気軽な相談支援を進める
基本目標2:連携した支援ができる体制づくり
(1)福祉サービスの量や質の充実を図る
(2)連携した支援体制の充実を図る
基本目標3:絆を深め孤立化を防ぐ地域づくり
(1)地域での身近な助けあいを進める
(2)災害時の避難に備える
(3)地域の見守りで防犯力を高める
基本目標4:社会参加の意識づくり
(1)共に生きる社会について学ぶ場をつくる
(2)交流・ふれあいを促進する
(3)ボランティア活動に参加しやすくする

■再犯防止推進計画計画体系
重点課題1:出所者に対する就労支援
重点課題2:出所後の住居確保支援
重点課題3:薬物依存に関する治療・支援
重点課題4:児童生徒の健全育成
重点課題5:関係機関への支援と連携強化
重点課題6:再犯防止に関する広報・啓発

問合せ:
福祉課福祉総務係【電話】24・8030
八女市社会福祉協議会【電話】23・0294

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