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9月10日は「世界自殺予防デー」 9月10日~16日は「自殺予防週間」

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福岡県八女市

これまでコロナ禍の影響を受けて、仕事や学校、日常の生活が変化し、今もストレスを感じている人が少なくないと思います。さまざまな要因から心身の不調があらわれる人も増えています。
こころの不調を感じている人は、家族や周囲の人に迷惑をかけたくないなどの理由から、誰にも相談できないことがあります。大切な人の命を守るために、「ゲートキーパー」について紹介します。

■ゲートキーパーとは?
ゲートキーパーとは、命の門番と言われていて、大切な人の命を守るために、ひとりひとりができる取り組みです。

○ゲートキーパーに求められる4つの役割
1.身近な人の変化に「気づく」…家族や仲間の「いつもと違うな」という変化に気づくこと
2.気づいたら「声をかける」…声をかけることは、悩んでいる人に話すきっかけとなる
3.相手の気持ちに寄り添い、「傾聴」する…話しやすい環境を作って「傾聴する」
4.適切な相談機関に「つなぐ」…問題をすぐに解決するのは難しいので、温かくサポートしつつ、相談機関に「つなぐ」こと

周りの人がいつもと違う様子に気づいたら、まずは「元気がないけど、大丈夫?」など優しく声をかけてみましょう。一歩の勇気が大切な人の命を守ります。また、健康推進課では「心理士によるこころの相談(予約制)」も行っています。気持ちを少し話してみませんか。

■八女市立図書館「命を考える図書コーナー」のお知らせ
八女市立図書館本館では自殺予防週間に合わせ、命の大切さや自殺予防に関連した書籍を特設コーナーに設置しています。子どもから大人まで見ていただけるコーナーになっています。この機会に命について考えてみましょう。おすすめの本を3冊紹介します。このほかにも多くの本があります。ぜひ図書館に足を運んでみてください。

(1)「きみのことがだいすき」
いぬいさえこ/さく・え
パイインターナショナル/出版
「かなしいきもちはね、ふたをしなくていいんだよ」
絵本のなかでそっと語りかけてくれます。

(2)「くまのプーさんささやかだけど大切にすること」
キャサリン・ハプカ/文
講談社/出版
何気ない日常の大切さに気づく心温まる物語です。

(3)「「自分に生まれてよかった」と思えるようになる本」
藤野智哉/著
幻冬舎/出版
心が軽くなる26のルールが書いてあります。

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