■大きく飛躍する節目の年八女市全体が発展する施策に果敢に取り組む
八女市長 三田村 統之
明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。市民の皆さまには、日頃から市政に対し格別のご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
近年の異常気象の影響で、全国各地で豪雨等による被害が多発しています。本市におきましても、昨年7月の豪雨災害により甚大な被害に見舞われました。被災された皆さまの1日も早い生活再建と、復旧・復興を最優先に、引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。
また、ロシアのウクライナ侵攻や円安等による物価・エネルギー価格の高騰が、私たちの日常生活に深刻な影響を及ぼしています。これらに対応する各種の支援策を実施するとともに、安全に安心して暮らせるまちづくりを目指し、今後も市民の皆さまに寄り添った施策の推進に努めてまいります。
さて、昨年は八女茶発祥600年という記念すべき年を迎え、10月には記念式典、全国お茶まつり福岡大会を開催しました。また、12月には前古賀工業団地にヤマエグループホールディングス株式会社(福岡市)が進出を決定する立地協定を締結しました。これらの取り組みは、今後、地域経済の発展と新たな雇用の創出に大きく寄与するものと期待しております。
そのような中、本年は2月末に新庁舎棟が完成し、4月には市制施行70周年を迎えます。本市の新たな発展と成長に向け、大きく飛躍すべきこの節目の年に、様々な記念事業を展開し、本市の魅力を国内外にPRするとともに、さらなる市政発展に向けた施策に果敢に取り組んでまいります。
市民の皆さまには、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、新年が明るく希望に満ちた年となりますことを心からお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。
■市民に開かれた議会、多くの課題に、行政とともに取り組む
八女市議会 議長 橋本 正敏
あけましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、新たな期待と希望をもって、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中は市議会の活動に対しまして、暖かいご理解とご支援を賜り、心からお礼を申し上げます。
さて、昨年は全国各地において、集中豪雨等の災害に見舞われました。八女市においても7月10日に上陽地区を中心に甚大な被害を受け、改めて自然の脅威を感じた年でした。いつ起こるかわからない自然災害に対しては、官民一体となった日ごろからの備えが大切です。市議会といたしても、市民の皆さまとともに、災害に強いまちづくりに引き続き努力してまいります。
また、災害に限らず、ロシアのウクライナ侵攻など国際情勢の不安定さが物価高騰を招き、日常生活にも大きな影響を与えています。また、少子高齢化への対応や、中山間地域対策、地域経済の活性化など、多くの課題についても行政とともに力を合わせて取り組んでいかなければなりません。
市議会におきましては、昨年4月の選挙の結果を受けて、新人7名を含む22名の新たな体制でスタートしました。日頃の議会活動はもちろんですが、八女市議会基本条例に基づき、開かれた議会として、市民の皆さまの多様な意見を的確に把握するために、市民との意見交換会を開催したところです。
本年も二元代表制の一翼として、市民福祉の向上と地域社会の活力ある発展のために議員一同、頑張ってまいりますので、変わらぬご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
新春に臨み、令和6年が皆さまにとって幸せの年になりますよう心より祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
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