合併処理浄化槽は、微生物の働きを利用して、トイレ・台所・お風呂・洗濯などの生活排水をきれいな水にして放流するための装置で、水環境の保全に重要な役割を果たしています。合併処理浄化槽を利用すると、汲み取り便槽や単独処理浄化槽を使用している家庭から出る水の汚れを大いに減らすことができます。生活排水を浄化し、河川等の水環境を守っていきましょう。
市では、専用住宅等へ合併処理浄化槽を設置する人に次のように補助金を交付しています。
・転換とは、既存住宅の一部または全部を残し、汲み取り便槽または単独処理浄化槽から合併処理浄化槽に換えることです。
・転換(撤去する場合)の限度額は、撤去に係る処分費用と配管設置費用(最大23万円上乗せ)を含めた限度額です。
※補助金交付には要件がありますので、詳しくは問い合わせください。
▽令和6年度の補助金交付申請書の受付:12月27日(金)まで
※予算が終了した時点で受付終了となります。
■浄化槽の法定検査を受けましょう
法定検査とは、浄化槽法第11条に基づき毎年1回の定期的な受検が義務付けられている検査のことで、浄化槽がきちんと維持管理され、正常に機能しているかなど、浄化槽の状態を調べる検査です。
法定検査は、福岡県から指定を受けた検査機関(福岡県浄化槽協会)が実施します。
《検査内容》
水質検査・・・浄化槽から出てくる水の検査をします。
外観検査・・・機能などに異常がないかを確認します。
書類検査・・・保守点検、清掃の記録票等をもとに、保守点検や清掃が適正に行われているかを確認します。
問い合わせ:上下水道局下水道総務係
【電話】23・1148
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