■坂本繁二郎画伯をたたえ「帰居祭」
文化勲章を受章した坂本画伯の遺徳をしのぶ帰居祭が11月3日(祝)、八女文化会館で行われました。約100人の参加者が集まり、八女文化連盟会員による献茶、献吟、献曲のほか、参加者全員での献花、小中高生の作文朗読、合唱披露などが行われました。作文発表者、合唱披露団体は次のとおり(敬称略)。
※詳細は本紙P.17をご覧ください。
■明治時代から続く伝統の舞台がにぎわう
黒木町笠原の鰐八(わにばち)地区に伝わる県指定無形民俗文化財「旭座人形芝居」本公演が11月3日(祝)、旭座人形芝居会館で行われました。黒木小人形浄瑠璃クラブ児童14人が演じた「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると)」巡礼歌の段は、日頃から上級生が下級生に演技を指導しており、練習の成果を存分に発揮しました。当日は多くの見物客が来場し、保存会演技の「傾城阿波鳴門」十郎兵衛住家の段には、巧みな人形遣いと情感あふれる熱演に大きな拍手が送られました。
■南北朝歴史講演会と遺産を巡るバスツアー
10月12日(土)・13日(日)、南北朝歴史講演と歴史遺産を巡るバスツアーが行われました。黒木小による五条頼元卿の唄の発表、矢部清流学園の奈良県吉野町への修学旅行事例報告、矢部に伝わる公卿唄、市の事業報告に続き、良成親王をテーマに大正大学三浦龍昭先生の講演を行いました。12日の市内バスツアー、13日の菊池市を巡るバスツアーは好評で「歴史に触れる良い機会となった」などの感想が寄せられました。
■笑顔!みんなで歌った童謡コンサート♪
黒木町青少年育成協議会は、9月20日(金)に歌手の「そがみまこ」さんを八女市黒木開発センターに招き、童謡・唱歌コンサートを開催しました。当日は、黒木・黒木西小学校1・2年生と黒木町内5つの幼稚園年長で約150人が参加しました。出演者の美しい歌声と軽快な津軽三味線の演奏にあわせて、児童たちはみんな一緒に合唱して盛り上がり、会場は笑顔に包まれました。
■芸術の秋 八女・黒木文化連盟が文化祭を開催
11月2日(土)~11月23日(祝)に八女総合文化祭(八女文化連盟主催)がおりなす八女や八女文化会館など、11月2日(土)~5日(火)にくろぎ文化祭(黒木文化連盟主催)が黒木開発センターや黒木体育館、ふじの里などで、作品展示や芸能の舞台発表がそれぞれ行われ、多くの人がさまざまな催しを堪能しました。
八女総合文化祭では、11月10日(日)に総合芸能祭が開催され、おりなす八女ハーモニーホールで邦舞、民謡、弦楽、洋舞が披露されました。
くろぎ文化祭では、8月に亡くなった八女市本村の画家故杉山洋さんの遺作となった作品(2015年大分むぎ焼酎二階堂CM「孤独の風」編用に作成した絵画)のほか、会員の写真や絵画などの作品が展示されました。
黒木文化連盟会長の内藤賢司さんは「文化祭を通して美と共感の輪を広げていきたい、私たちの地域に『平和文化』の花を咲かせていきたいと願っています」と話しました。
■忠見小学校最後の運動会
10月27日(日)、忠見小学校の運動会が行われました。令和7年3月末をもって閉校となる忠見小は、今回が最後の運動会となりました。新型コロナウイルスが流行する前と同じように、運動場いっぱいにテントが張られ、児童のご家族をはじめ地域の人の参加も多数あり、大
いに賑わいました。児童の演技・競技に加え、来入児の演技、地域競技5種目が行われるなど、地域全体で最後の運動会を楽しみました。
■走る情熱、繋がる心
10月20日(日)、市立花運動場を発着点とする八女市駅伝大会が行われ、40チームの選手が、秋の立花町を元気に駆け抜けました。会場では、地元食進会によるだご汁の提供や選手応援などで賑わいました。
≪チーム応援旗コンテスト≫
優勝=筑南スポーツ教室A
※駅伝大会結果は本紙P.18掲載の二次元コードから確認できます。
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