例年3月は、進学、就職や転職、転居など、生活環境が大きく変動する時期ということもあり、年間月別自殺者数が多くなる傾向にあります。そのため国は、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定めました。「誰もが追い込まれることのない社会」の実現のために、互いに支えあう気持ちを持つことで守られるいのちがあります。
■ゲートキーパーとは
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。私たち一人一人が「大切な誰か」のゲートキーパーとなって、かけがえのない命を守りましょう。
■ゲートキーパーの4つの役割
・気づき・声をかける:家族や周りの人の変化に気づいて声をかける
・傾聴:本人の気持ちを尊重し耳を傾ける
・つなぐ:早めに専門の相談機関につなぐ
・見守る:温かく寄り添いながらじっくりと見守る
市では、市民一人一人が自殺に対する関心と理解を深め、自殺対策に関わる人材の育成、身近な人の支援者を増やすことを目的にゲートキーパー養成講座を実施しています。
身近な人のこころと命を守るため、ゲートキーパーとしてできることから始めてみませんか。
■悩みを抱えていたり、自殺について一人で悩んでいませんか?
心理士によるこころの相談(八女市)
まもろうよこころ(厚生労働省)
電話相談(厚生労働省)
SNS相談(厚生労働省)
※二次元コードは本紙またはPDF版でご覧ください。
問合せ:健康推進課保健指導係
【電話】23・1352
<この記事についてアンケートにご協力ください。>