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自治体の皆さまへ

なぜなぜ人権 -かけがえのない命が輝くまちづくりをめざして-

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福岡県八女市

■人権のまちづくりは一人一人の意識から
市では、全ての人の人権が尊重され、誰もが自分らしく生きられる「かけがえのない命が輝くまちづくり」を目標に、さまざまな取組を行っています。今回は、その一つである「人権メッセージ」へ令和5年度に寄せられた作品の一部を見ていきながら、大切な人権について一緒に考えてみましょう。

Q.八女市が令和5年度に募集した人権メッセージって?
A.八女市内に在住または通勤・通学している人に、人権についての思いを40字以内のメッセージにしてもらいました。

◆自分にできることから
・大丈夫?その一言で救える命(中3)
・陰口、悪口良くないウワサ、僕は言わない、僕は言わせない(中1)
・しらんぷり 見てみぬふりは いじめだよ(小5)
・「自分じゃなくても大丈夫」から「自分がいるから大丈夫」と言える自分へ(小4)

いじめや差別を「誰かがなんとかするだろう」と見て見ぬふりすることは、結果的に加害者側に加担することになってしまいます。被害を受けている側に寄り添う気持ちで、たとえ小さなことでも行動することが、状況を変え未来を築く一歩となるはずです。

◆カミングアウト/アウティング
・話を聞くだけで軽くなるかも その人の心(中3)
・友達のプライバシーは ばらさない(小5)

◇カミングアウト
自分にとって大切な秘密を、自分の意思で誰かに打ち明けること。
◇アウティング
本人が公表していない情報を、本人の同意なしに、誰かに暴露すること。
アウティングは、された人の日常生活や、命までも奪いかねない重大な人権侵害です。絶対にしてはいけません

◆違いを認め合う
・男らしく、女らしく、そんなものはありはしない(一般)
・みんなと何か違う?それが当たり前、人間全て同じ人なんていないんだもん(中2)
・自分の事も相手の事も認めなければ、決して差別は無くならない(中1)
・友だちの自分にない良さ見つけよう。その思い みんながもてば えがおのわ(小5)
・いろんな人がいるからおもしろい。そんな世界をつくりたい(小5)

性別や年齢、価値観の違いなど…私たちはさまざまな違いを持った者同士でつながり合い暮らしています。同じ人間なんて一人もいないのに、気付かぬうちに「普通はこうだ、こうあるべきだ」という考えにとらわれ過ぎてはいませんか。一人一人が自分の中の「あたりまえ」を見直し、お互いを認め合うことで、誰もが個性を活かしていきいきと暮らせる社会へとつながるのではないでしょうか。

子どもたちをはじめとした、市民の皆さんの思いが込もった人権メッセージはいかがでしたか?
次回の募集ではあなたの作品をお待ちしています。みんなで一緒に「かけがえのない命が輝くまち」をつくっていきましょう。

ここに掲載したもの以外の作品も、八女市のホームページから動画で見ることができますよ♪

問い合わせ:人権・同和政策・男女共同参画推進課
【電話】 23・1490

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