■人権作文に学ぶ
生物的な性差とは別に、「男らしさ・女らしさ」のように、社会や文化の中で作られた性別に対する考え方のことをジェンダーといいます。
例えば、「男の子は青、女の子はピンク」、「単身赴任をするのは男性」「家事や育児をするのは女性」といったように、なんとなく性別によって固定化されたイメージを抱いてしまうことがないでしょうか。こうした性別による役割分担意識の押し付けが他者にも自分にも生きづらさを抱かせてしまうことがあるため注意が必要です。
今回は幸喜聖那さん(執筆当時:上陽北汭学園8年生)の人権作文を通して、性別にかかわらず、だれもが生きやすい社会のために大切なことについて、一緒に考えてみましょう。
※作文は本紙P.17をご覧ください。
普段何気なく使っている言葉を見つめなおし、性別による偏った見方、考え方、自分の中にある「当たり前」を疑ってみることが、一人一人の個性と能力を発揮できる社会の実現へとつながるのではないでしょうか。
問い合わせ:人権・同和政策・男女共同参画推進課
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