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市長コラム111

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福岡県八女市

■「都市間交流の再開」
5月22日(水)、大韓民国・巨済(コジェ)市のパク・ジョンウ市長、ユン・ブウォン議長を含む16人の訪問団が八女市を公式訪問し、約5年ぶりの対面交流が実現しました。八女市と巨済市とは、両市に残る徐福伝説がきっかけとなり、お互いの文化・伝統を尊重し、緊密な友好交流関係を確立するため、2012年5月に姉妹都市協定を締結いたしました。
交流が始まって以降、信頼関係を持ってスポーツ、文化、教育分野などさまざまな面で交流をさせていただいておりましたが、国交の問題や新型コロナ感染症拡大もあり、両市にとって交流の困難な時期が続きました。そうした厳しい時間を過ごしながらも、深い信頼関係で困難を乗り越え、今回の交流が実現いたしました。
6月6日(木)には、市と外務省の共催による地方視察ツアーを八女市で開催いたしました。ヨルダン大使他10か国14人の駐日外交団の皆さんに「茶のくに八女の伝統ツアー」として市のお茶文化、そして伝統工芸や歴史ある町並みを体感していただきました。
国内におきましては、6月下旬に愛知県岡崎市と包括連携協定を締結いたします。林業6次産業化や地域木材の活用、放置竹林対策の取り組みなど、地域の課題解決に向けた施策や取組に加え、農産物や伝統工芸など多くの部分で共通しています。さらに、八女福島城と岡崎城は田中吉政公ゆかりの地という歴史的なつながりがあります。協定により、両市間にて協力体制を築くことで、より効果的な施策や取り組みを実現できることを期待しています。
新型コロナウイルス感染症の5類移行後、人の移動が活発化してきており、都市間の交流・連携を深めることで、市の発展や行政課題の解決に取り組んでまいりたいと思います。

三田村統之

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