九州の南北朝をテーマにした講演会を開催します。講師は南北朝時代の研究で実績のある大正大学の三浦龍昭教授です。
開会行事では、矢部清流学園が修学旅行で訪問した奈良県吉野町の成果報告や、黒木小による五條頼元卿の唄の披露を行います。
また、八女市内の南北朝遺産や、熊本県菊池市の菊池松囃子に代表される南北朝遺産を見学するバスツアーを行います。詳しくは八女市ホームページ、各施設に設置したチラシをご覧ください。すべて事前申込が必要です。
▽八女市と南北朝時代
鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇でしたが、その後朝廷は南朝と北朝に分かれます。九州は、吉野から派遣された南朝方の懐良親王が統一しますが、北朝から派遣された今川了俊に敗れました。
懐良親王と後継者の良成親王は八女市で亡くなられたと伝えられ、従者であった五條家の子孫は今も黒木町に残り、矢部村大杣公園の良成親王墓を地元住民と守りつづけています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>