■宮ノ尾橋開通式典開催
8月3日(土)、一般国道442号の宮ノ尾橋の架替が竣工し「宮ノ尾橋開通式典」が行われました。
事業箇所は、道幅が狭く、急なカーブであり、また平成28年の熊本地震の際には付近の法面のがけ崩れにより道路が一時的に通行止めになるなど、車両の通行に支障をきたしていました。今回の事業で、カーブを滑らかにし法面からも離すことで、より安全に通行できるようになりました。
式典は、矢部保育園の子どもたちによる踊りが披露されたあと、関係者によるテープカット、矢部村在住の栗原善治さん家族3世代を先頭に渡り初めが行われ、開通を祝いました。
■平和への誓い八女市平和祈念式典
八女市平和祈念式典が広島原爆の日の8月6日(火)、星のふるさと公園平和の広場で行われました。
式典には地元の小中学生や関係者など約180人が参列し、原爆が投下された午前8時15分、1分間の黙祷を捧げました。三田村市長は式辞の中で、「平和の尊さを深く心に刻み、その記憶を風化させることなく次の世代へ継承していくこと、次の世代を担う子どもたちが夢と希望をもって未来を切り開いていける社会の実現が私たちの使命であり、恒久平和の実現に向け努力し続けていくことが重要である」と改めて誓いました。小学生代表の鶴田葵さんは「戦争はしてはいけない、原子爆弾は絶対に使ってはならないものだ、という事を日本が語り継いでいかないといけません」、中学生代表の西田衣織さんは「達雄さんの遺志を引き継ぎ、争いがなく、命が尊重される平和の世の中が実現することを目指し、行動を続けることを誓います」とそれぞれ平和の誓いを述べました。
最後に、星野中学校全生徒による合唱「この灯を永遠に」が会場に響き渡りました。
■故郷の川面を彩る幻想的な灯り
8月16日(金)、上陽町の星野川で「八女上陽万灯流し」があり、約250個の灯籠が川面に浮かびました。この催しは清流星野川を大切にしたいという思いと、ふるさとの良さを見直したい、そして今後の上陽町の活性化への願いを込めて行われている行事で、今回30回目。川原では子どもたちがそれぞれに絵や願い事を書いた灯籠を流し、夕暮れの川を静かに流れる幻想的な灯りを多くの人たちが見守っていました。
■故人をしのぶ大淵献燈祭
8月14日(水)、地域で亡くなった人の精霊をみんなで送る「大淵献燈祭」が、げんき館おおぶちグラウンドで開催されました。
和紙で手作りした灯籠を人の御魂に見立て夜空高く打ち上げる祭りは、今年で11回目を迎え、地域外からも多くの人たちが参加しました。先人たちへの感謝と故人の追悼、地域の発展を願って、直径1m、高さ1.5mの袋状の灯籠が夜空へ舞い上がりました。
■まちの未来へ結ぶ~魅力の再発見PROJECT~
7月28日(日)、いわいの郷にて「高校生によるプレゼンテーション大会」(一般社団法人八女青年会議所まちづくり委員会主催)が開催されました。
最優秀賞には「福岡県立八女農業高等学校」が選ばれ、八女茶を使ったフェアやレシピバンクの開設といった、5年後、10年後に繋がる高校生らしいアイデアを発表されました。その後、高校生のプレゼンを聞いた大人たちが、表彰された3校のアイデアをブラッシュアップして提案する逆プレゼンテーションも行われ、高校生から大人までまちづくりについて真剣に考えたイベントとなりました。
最優秀賞:
・福岡県立八女農業高等学校
優秀賞:
・福岡県立八女高等学校
・福岡県立輝翔館中等教育学校
■笑顔と元気をつくる、美味しい給食
市学校給食コンクールが7月31日(水)、おりなす八女で行われ、上陽北汭学園が最優秀賞を受賞しました。同コンクールは学校給食の食事内容の充実と多様化を図るとともに、献立作成、調理技術および衛生管理の研さんに対する意欲の高揚に資することを目的としています。
調理を行った松尾純子さんは「栄養のバランスはもちろん、見た目や、彩りを考えて作りました。これからも子どもたちがいつも笑顔でいれるような美味しい給食を作っていきたいです」と話しました。
最優秀賞を受賞した上陽北汭学園は、10月17日(木)に筑紫野市で行われる県主催の学校給食料理コンクールに出場予定です。
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