八女市二十歳の成人式2025!
該当者数:577人
出席者数:480人(83.2%)
■二十歳の決意。
実行委員の皆さんの夢ややりたいことなどを紹介。
※詳細は本紙P.2.3をご覧ください。
■周囲に感謝し笑顔した新たな門出の日
第71回八女市二十歳の成人式が1月12日(日)、おりなす八女で行われました。今年の対象者は577人(出席者480人)。令和4年4月から、成人年齢が18歳に引き下げられましたが、市では「二十歳の成人式」として、これまで通り20歳になる人を対象に開催しています。
会場は振袖姿やスーツ姿などで華やかな雰囲気の中、20歳の皆さんは、友人との久しぶりの再会を喜びました。
成人式は9人の実行委員会により企画・準備・運営されました。式典の中で、簑原市長や大塚実行委員長のあいさつがあり、20歳の新成人を代表して、江﨑翔紀さんが「はたちの主張」で思いを発表しました。
アトラクションでは、恩師からのビデオレターとして各学校の先生方から懐かしい思い出話や今後に向けてのエールなどがスクリーンに映し出されました。たくさんの感謝の言葉と思いに彩られた、心温まる成人式となりました。
■実行委員長あいさつ
関わってきた人への感謝を忘れず感謝の気持ちを伝える
大塚 葉月(はづき)さん
まず、本日の成人式を迎えるにあたり、多くの方々にご支援とご協力をいただき、心より感謝しております。
さて、中学校を卒業してから約5年が経ちました。久々に再会した友人のたくましく華やかな晴れ姿には胸が高鳴ります。一緒に過ごした中学校の思い出を振り返りながら、自分が大人になったことを改めて実感しています。この20年間、多くの人たちに支えられてきました。家族、友人、先生方、そして他の多くの方々に感謝しています。今日は、その感謝の気持ちを伝える日でもあります。「ありがとう」の言葉を最高
の晴れ姿で伝えましょう。
私たち実行委員は昨年9月から準備を進め、一生に一度の成人式を、皆さんにとって有意義なものにするために準備を進めてきました。式典を通じて、懐かしい友人たちとの思い出を振り返っていただきたいと思います。
最後に、今日という日を通じて、社会人としての自覚や責任を持ち、自分がどんな大人になりたいかを考える良い機会にしていただければと思います。関わってきたすべての人への感謝を忘れず、大人としての第一歩を踏み出しましょう。
■はたちの主張(主張の一部を抜粋)
大人としての責任を持ち社会に貢献する
江﨑 翔紀(しょうき)さん
本日は、私たちのために、素晴らしい式典を開催いただき感謝申し上げます。私にとって、この20年間はあっという間でした。高校時代に流行した新型コロナウイルス感染症により、思い描いた学校生活とは異なりましたが、友人や先生方との楽しい時間を過ごせたことが思い出です。これまでの友人たちと一緒に、こうして成人式を迎えられたことを心から嬉しく思います。
さて、皆さんは、自分の将来に向かって歩み始めたと思います。私は、高校卒業後社会人になりました。職場の先輩方はいつも支えてくださり、先輩の存在は自分の目標でもあります。私も、後輩に手を差し伸べることができるよう、これからも日々努力していきます。私は、社会人になり親の偉大さを感じることが増えました。疲れている中でも私を育ててくれた両親には感謝しかありません。これまでわがままを聞いてくれてありがとう。これからは、大人としての責任を持ち、社会に貢献できる存在を目指しながら、自分が幸せだと思う生き方をしていき
ます。それが、支えてくれた方々への最大の恩返しだと思うからです。心からの感謝と、これからの生活を心から楽しむことを誓います。
■新20歳に送るメッセージ
蛇のように脱皮し成長し続けてほしい
成人式を迎えられた皆さん、そしてご家族の皆さんに心からお祝い申し上げます。今年は巳年です。蛇は脱皮して成長するため、変化や成長を象徴します。大人になると、日々の生活で良い変化もあれば、挑戦もあるでしょう。時代に合わせて変化することが求められますが、これからも学び、成長し続けることを期待しています。
人生の節目を迎え、今一度自分を育ててくれた方々に感謝し、自分なりの言葉で「ありがとう」を伝えてください。これから皆さんは、様々な場所で活躍されます。八女市に残る方もいれば、遠くで新しい生活を始める方もいると思います。でも、ふるさと八女市はいつもここにあります。私も市長として、八女の発展に尽力していくとともに、皆さんと一緒に未来を作っていきます。ふるさとの誇りを胸に、これからの主役として活躍されることを心から願っています。
市長 蓑原 悠太郎
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