文字サイズ
自治体の皆さまへ

「私たちが未来の八女市をつくります」第15回八女市こども議会開催(1)

1/38

福岡県八女市

八女市青少年育成市民の会主催の第15回八女市こども議会が1月25日(土)、八女市議会議場で開催されました。
将来の有権者である子どもたちが民主主義の基本である議会の場を体験することで、日々の暮らしと行政の関わりを学習し、自分の意見をはっきりと述べることができるこどもの育成を図るために行われています。
市内の各小学校から6年生15人がこども議員として参加し、こども議長を髙木(たかき)空美(そらみ)さん(星野小学校)、こども副議長を杉島(すぎしま)聖也(せいや)さん(川崎小学校)が務めました。
こども議員のみなさんは、傍聴席の保護者や学校の先生が見守る中、一人ずつ質問席から質問を行い、簑原市長が全員の質問に答弁しました。

◆[1番]杉島(すぎしま)聖也(せいや)こども議員(川崎小)
「部活動について」
部活動が地域に移行した後の、八女市のスポーツや文化部の計画を教えてください。

《答弁》
休日の部活動は、数年間の準備期間の後に地域クラブに移行します。平日の部活動の移行はさらに先になりますので、生徒のみなさんがスポーツや文化活動に参加できるようしっかり準備を進めます。

◆[2番]井上(いのうえ)莉那(りな)こども議員(長峰小)
「大規模な災害がおこった際の仮設住宅の対応について」
学校の校庭に建てると子どもが遊ぶところがなくなります。生まれ育った所の近くに住むために、対策や計画は。

《答弁》
災害が発生した時に、どこに仮設住宅を建てるか、毎年調査を行っています。球場や駐車場などに建て、学校生活に影響が出ないように努力します。

◆[3番]】深江(ふかえ)颯太(ふうた)こども議員(筑南小)
「八女市の移住支援について」
総合的な学習の時間で定住やUターンした人に八女の魅力を聞きました。市の移住者への取り組みは。

《答弁》
家を建てたり、リフォームするお金の一部を、市が負担しています。また、仕事や子育てがしやすく、安心して暮らせるまちづくりに取り組んで、八女に長く住んでもらうことを目指しています。

◆[4番]家式(やしき)うみ こども議員(八幡小)
「バリアフリーについて」
学校をはじめ、八女市のバリアフリーに関する取り組みを教えてください。

《答弁》
「八女市障がい者基本計画」をつくって、公共施設をバリアフリーにしたり、民間の事業者にお知らせしたりしながら、誰もが安心して安全に暮らせるまちづくりに取り組んでいます。

◆[5番]丸林(まるばやし)亜希(あき)こども議員(忠見小)
「公園設置について」
忠見小校区には公園が少ないため、閉校する忠見小の跡地を公園にしてはどうか。子どもが安全に遊べる公園を設置する計画はありますか。

《答弁》
忠見小には、広い運動場や遊具も残っていますので跡地利用について、学校を管理する人達と話し合いをしながら、利用方法を考えていきます。

◆[6番]加藤(かとう)未来(みらい)こども議員(岡山小)
「学校の施設について」
学校のトイレは古く、使いづらいです。学校の施設を新しくする優先順位はどのように決められていますか。

《答弁》
市には23の市立学校があり、老朽化など優先順位を付けて計画的に進めています。岡山小は、令和7年度から校舎の増築工事を計画しています。

◆[7番]髙山(たかやま)結芽(ゆめ)こども議員(黒木西小)
「商業施設について」
黒木西小校区には、人との交流の場が少なく、買い物も不便です。地域の人とコミュニケーションがとれるような商業施設を市でつくることはできますか。
《答弁》
お店の出店をやりやすくする補助や、お得に買い物ができる商品券を発行しています。各地域が活性化できるよう皆さんと協力して取り組みます。

◆[8番]田代(たしろ)登利(とうり)こども議員(上妻小)
「自転車用ヘルメットについて」
市全体で15歳以下のヘルメットを着用を条例にしたり、購入費用を補助してはどうか。

《答弁》
条例を制定する方法もありますが、啓発することが重要だと考えます。購入補助は、現在予定していませんが、交通安全につながる取り組みを警察署などと協力して進めます。

◆[9番]野崎(のざき)春花(はるか)こども議員(黒木小)
「有害鳥獣による農作物への被害について」
八女市のお米や果物などの魅力的な農作物を有害鳥獣から守る対策を教えてください。

《答弁》
イノシシが荒らしに来た場合の対策として、防護柵や電気柵を設置しています。また、イノシシの数が増えすぎないよう、地元の猟師が捕獲して自然な数に戻しています。

◆[10番]栗原(くりはら)大誠(たいせい)こども議員(矢部清流学園)
「いろいろな世代間の交流について」
矢部村の「ゆいのもり」のような、いろいろな世代の人達が気軽にふれあえる機会や施設についての市の取り組みは。

《答弁》八女市高塚には「多世代交流館」という施設があり、昔ながらの遊びや行事を伝える取り組みをしています。また各地域の行事での世代間交流に期待します。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU