今年1~8月の梅毒患者の数は105件で、過去最多だった昨年1年間の報告数(95件)を上回りました。特に、20~40代男性の患者が目立ちます。
■梅毒とは
◯主にセックスなどの性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染する病気です。
◯早期に発見し治療を受けることで治癒しますが、放置すると、心臓や脳などに重大な合併症を起こすことがあります。
◯妊娠中の人が感染すると、胎児にも感染し、死産や早産になったり、子どもの神経や骨などに異常を来したりすることがあります。
■予防と検査
◯コンドームを適切に使用することで、感染を減らすことができますが、完全ではありません。皮膚や粘膜に異常があるときは、性的な接触を控え、早めに医療機関(泌尿器科や婦人科)を受診しましょう。
◯小倉北区役所、八幡西区役所では、HIV検査と併せて梅毒をはじめとした性感染症の検査を無料・匿名で受けることができます。詳細は市のホームページをご覧いただくか、各区役所「健康相談」コーナーへ問い合わせを。
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■梅毒報告数
R1 31人
R2 38人
R3 38人
R4 95人
R5(8月現在)105人
■年代別の梅毒報告数(R5)
10代 男1人
20代 男17人 女15人
30代 男13人 女9人
40代 男23人 女5人
50代 男10人 女3人
60代 男5人
70代以上 男3人 女1人
市の担当課:保健福祉局感染症医療政策課
【電話】093-582-2430
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