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特集 動物愛護(1)

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福岡県北九州市

■動物と共に生きるまちづくり
ペットとの暮らしは私たちの生活に豊かさと彩りをもたらしてくれます。しかし中には、かわいいからと安易な気持ちで飼い始めて飼育を続けられなくなり、飼育を放棄してしまう人がいます。また、しつけをきちんとしないことで、人に危害を加えたり、排せつ物や鳴き声などで周囲に迷惑をかけたりする問題も起きています。
大切なペットと幸せに暮らすために、ルールとマナーを身に付け、人と動物が共生できる社会を目指しましょう。

■ペットが私たちに与える効果
▽気分が安定しリラックスする
▽幸福感を感じる
▽家族とのコミュニケーションが円滑になる
▽責任感や命の大切さを学べる
など

■ルールとマナーを守りましょう
▽家族の一員となったペットを捨てないで
動物を捨てることは犯罪です。捨てられたペットは病気や事故により、自然の中で長く生きることはできません。最期まで責任を持って飼育しましょう。

▽犬の放し飼いによる事故が発生しています
しつけられた犬であっても、とっさに人にかみついてしまうこともあります。屋外では必ずリード(引き綱)を付けて、とっさの行動に対応できるようにしておきましょう。

▽不妊去勢手術を受けさせましょう
飼い主は不幸な命を増やさない努力をする必要があります。子どもを生ませる予定がなければ、不妊去勢手術を受けさせましょう。また、無責任に野良猫に餌を与えることもやめましょう。増えた猫による被害が発生しています。

▽ふんは必ず持ち帰りましょう
ふん尿で道路を汚したり、臭いで周囲に迷惑をかけたりすることがあります。また、他人の家の壁や電柱におしっこをしてしまった場合は、ペットボトルの水などで流しましょう。

■市長からのメッセージ
我が家にも猫が2匹います。ペットは私たちの生活に喜びを与えてくれる大切な家族の一員です。
しかし近年、飼い主の無責任な行為や動物取扱業者の不適切な扱いが社会的な問題となり、動物愛護管理法では、「飼い主はペットを責任を持って飼い続けること」「動物虐待などに対する罰則の強化」「動物取扱業における基準の具体化」などが明確に定められました。
ペットの命は飼い主である皆さんに委ねられています。あらためて、命を預かる責任や人と動物が幸せに暮らしていけるまちづくりについて考えるきっかけとしていただければと思います。
北九州市長 武内和久

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