11月10〜16日は「アルコール関連問題啓発週間」です。不適切な飲酒は心や体にさまざまな問題を生じさせます。
【脳の仕組み】
ついお酒を飲み過ぎてしまうのは、脳の仕組みが関係しています。飲酒の繰り返しにより、快楽に関連する神経伝達物質のドーパミンが増加し、飲酒量が増えていきます。最初はうまく飲酒量をコントロールできていても、次第に難しくなっていきます。
【お酒のたしなみ方】
生活習慣病や健康へのリスクが少ない飲酒の基準量は、1日の純アルコール量20g以下です。ただし、女性はアルコールの分解速度が遅く、影響を受けやすいため、10g程度にすることが推奨されています。
病気や体質とは関係なく、お酒をあえて飲まない生活スタイルへの関心も高まっており、お酒のたしなみ方も多様化しています。
■純アルコール量20gとは?
▽日本酒
度数:15% 量:180ml
▽ビール
度数:5% 量:500ml
▽焼酎
度数:25% 量:約110ml
▽ワイン
度数:14% 量:約180ml
▽ウイスキー
度数:43% 量:60ml
▽缶チューハイ
度数:5% 量:約500ml
度数:7% 量:約350ml
問い合わせ:保健福祉局健康推進課
【電話】093-582-2018
<この記事についてアンケートにご協力ください。>