COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、喫煙が主な原因で肺に炎症が起こり、呼吸がだんだん苦しくなる病気で、別名「タバコ病」とも呼ばれています。WHO(世界保健機関)の発表では、2019年に世界でCOPDにより亡くなった人は約323万人で、死亡原因の第3位です。日本でも2021年に1万6384人が亡くなっています。
予防法は「禁煙」しかありません。COPDにできるだけ早く気づき、早く診断を受け治療することが重要です。
■このような状況や症状に心当たりありませんか?
▽タバコを長期間吸っているか、以前に吸っていた
▽風邪が治りにくく、咳や痰が出る
▽坂道や階段の上がり下がりで、息切れするようになった
▽運動後に、なかなか動悸が治らない
▽呼吸をする度にゼーゼー、ヒューヒューという音が鳴る
気になる症状がある人は、肺の機能検査のために呼吸器科を受診しましょう。
問い合わせ:保健福祉局健康推進課
【電話】093-582-2018
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