保健福祉の情報をお伝えします
■「かかりつけ歯科医」をお持ちですか?
「かかりつけ歯科医」とは、生涯にわたってお口の健康管理をしてくれる歯科医のことです。
「かかりつけ歯科医」を持つ長所
(1)お口の健康を保てる
…定期的に歯科健診を受けることで、お口の健康を保つことができます。
(2)アドバイスが的確
…お口の状態を継続的に把握しているため、その人に合ったアドバイスが受けられます。
(3)医療費を抑えられる
…かかりつけ歯科医を持つ人は、生活習慣病などにかかる医療費が少ない傾向にあります。
「かかりつけ歯科医」を見つけるポイント
▽丁寧に説明してくれる
▽通いやすい
▽予防に熱心
▽適切な医療機関を紹介してくれる
▽診療時間を十分に取ってくれる
▽コミュニケーションが取りやすい
■歯を失う主な原因
1位 歯周病37.1%
2位 虫歯29.2%
破折(※1)17.8%
矯正(※2)1.9%
その他14.0%
将来の健康は、若い頃からのお口のケアにかかっている!
※1.歯の頭や根元が欠けたり、折れたりすること
※2.矯正治療のために歯を抜く場合
出典:8020推進財団
「第2回永久歯の抜歯原因調査報告書」
■市では、登録歯科医療機関で各種歯科健(検)診を実施しています。ぜひご活用ください。
市の歯科健(検)診、登録歯科医療機関についてはホームページまたは本紙の二次元コードからご確認ください。
【コラム】健康になる技術
皆さんは体を動かしていますか?「忙しくて運動する暇がない」という人もいると思います。しかし、健康のためにするべきことは「運動」ではなく「体を動かすこと」です。日常生活における家事や通勤なども「体を動かすこと」になります。
そこで、体を動かす習慣をつくるポイントをお伝えします。
(1)人間は、今感じていることを将来にも当てはめる傾向があります。まずは、1回でも体を動かすことで前向きな気持ちを味わうことが大切です。
(2)日々の安定した行動に運動をくっつけると効果的です。例えば、毎晩8時にウォーキングに出かけるのではなく、「夕飯の片付けをした後にウォーキングに出かける」という状況を設定します。また食器を洗った後、ウォーキング用の服に着替えるのであれば、面倒にならないうちに着替えを台所に置いて、行動の流れをスムーズにするとよいでしょう。自分の行動を支える環境をつくることが大切です。
公衆衛生学者・パブリックヘルスストラテジスト(北九州市アドバイザー)
林 英恵
問い合わせ:保健福祉局健康推進課
【電話】093-582-2018
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