◆未来のために、今、ととのえよう。
A.未来への投資をこれからも続けていくためです
北九州市の将来を担う若者や子どもたちのために、未来への投資を続けていけるよう、行財政運営の形を変えていきます。
世の中の状況が目まぐるしく変わっていく中で、
市民や地域の企業が行政に望むサービスが
多岐にわたるようになっています。
市民ニーズの一つ一つに応えていくことが
行政に求められていますが、
子どもや若者が少なくなり、(1)
まちの経済成長が伸び悩む状況が続けば、(2)
政策の実施に必要な市の収入を(3)
増やすことは容易ではありません。
一方で、福祉や医療に必要な経費は年々増え続けています。(4)
また、公共施設・インフラを安全に使っていただくためには、
古くなっている施設などの改修を急がなくてはなりません。(5)
物の値段や賃金の上昇などが続く中で、
市の政策を続けていくための
経費も年々高騰しています。(6)
さらに、市の借金(市債)が、総額で1兆円を超え、
市民一人当たりでは政令市で最も多くなり、(7)
子や孫の世代に大きな負担となっていきます。
(1)人口※
出典:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」
平成2年 102.6万人
0〜14歳 18.3万人
15〜64歳 71.0万人
65歳以上 13.0万人
令和2年 93.9万人
0〜14歳 11.0万人
15〜64歳 50.4万人
65歳以上 28.6万人
年齢不詳 3.9万人
推計
令和32年 72.9万人
0〜14歳 7.5万人
15〜64歳 37.2万人
65歳以上 28.2万人
減少傾向
(2)市内総生産(市の経済の大きさを表した値)
出典:内閣府「国民経済計算」「県民経済計算」(令和元年度)
1位 大阪市 21,166(十億円)
:
4位 福岡市 7,843(十億円)
政令市平均 7,285(十億円)
:
12位 北九州市 3,842(十億円) 福岡市の半分程度
:
16位 岡山市 2,979(十億円)
(16の政令市比較)
(3)歳出と市税収入などの推移(一般会計決算)※
歳出総額
歳出は増加傾向
市税収入など(自主財源)
市税収入などは横ばい
(4)福祉・医療関係経費(一般会計決算)※
平成22年度 1,462億円
平成28年度 1,764億円
令和4年度 2,064億円
増加傾向
(5)
詳しくは本紙をご覧ください。
(6)物件費(普通会計決算)※
(物品の購入や施設の運営にかかる経費など)
平成25年度 501億円
令和4年度 781億円
増加
(7)市民一人当たりの市の借入残高(市債)
(普通会計、臨時財政対策債を除く)(令和3年度)
政令市第1位 北九州市 723千円
福岡市 467千円
政令市第20位 浜松市 141千円
政令市平均 410千円
※北九州市の数値です
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