近代女性俳句の源流と評価される俳人・杉田久女、橋本多佳子ゆかりの地である「櫓山荘」は、大正から昭和初期にかけて、北九州の文化サロンとして多くの文化人に親しまれました。
戦後、「櫓山荘」は取り壊されましたが、現在は公園として整備され、わずかに残る回遊式庭園と野外ステージの跡が、当時の面影を偲(しの)ばせています。
この「櫓山荘公園」(中井浜)を北九州市の文化振興の拠点として、久女、多佳子の業績と、地域の歴史文化を子どもたちに伝えるなどを目的に「櫓山荘子ども俳句大会」を開催しています。
19回目である今年は60校の小・中学校から、大人顔負けの力作が5180句も寄せられました。
問い合わせ:小倉北区役所総務企画課
【電話】093-582-3335へ
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