■第2次滝沢市母子保健計画を策定
地域の母子の健康や子育て環境の向上を図るための体制の確立に向け、第2次滝沢市母子保健計画(すこやか親子たきざわ)を策定しました。計画期間は令和5年4月~令和9年3月の5年間です。
計画策定に当たって、乳幼児健診や育児支援事業などで市民の皆さんが子育てに関して普段感じていることや、こうだったらいいなという思いを聴取し、その理想の姿を目標としました。
▼市における母子保健の現状・課題~
母子保健の現状を知るために、子育て中の保護者や中学3年生へアンケートを実施したところ、次のような状況でした。
思春期:毎日朝食を食べている中学3年生の割合が低下(H2891.2%→R481.6%)
妊娠期:
・妊娠中に時々飲酒をする割合が増加(H280.6%→R40.8%)
・妊婦同士の情報交換ができた人の割合が低下(H2852.9%→R442.6%)
子育て期:
・週4日以上朝食を食べている親子の割合が低下(親H2879.6%→R477.1%、子H2896.3%→R496.2%)
・午後9時より前に就寝する3歳児の割合が低下(H2815.5%→R413.7%)
▼重点課題として取り組むこと
・全ての世代における望ましい生活習慣の定着に向け、「早寝・早起き・朝ごはん」や健康づくりに関する知識の普及・啓発を実施します。
・妊婦やその家族が、妊娠期から出産・子育て期まで必要な相談や支援を受けられるよう、切れ目なく寄り添う支援体制を整備します。
・子どもたちがすこやかに育まれる環境づくりを目指し、子育て家庭が抱える多様な悩みや不安に対応できるよう、関係機関と連携を強化します。
計画書は市HPから見ることができます
▼大切にしたい「正しい生活習慣とこころの健康」
▽すこやかな体づくりのため、小さい頃から適切な生活習慣を身に付けましょう
・家族で「早寝・早起き・朝ごはん」
・仕上げ磨きや歯科健診で歯の健康を守りましょう
・体を使った遊びを取り入れましょう
▽子どもの生きる力を育みましょう
・スキンシップや家族だんらんの時間をもちましょう
・子どもの良いところをみて、褒めるようにしましょう
・育児で悩みや不安があるときは相談しましょう
▽思春期は、将来の妊娠、出産、育児に影響するとても大事な時期です
・喫煙はせず、飲酒は20歳から
・朝食や規則正しい生活を心掛けましょう
・お互いを尊重し、悩みを抱えて苦しいときは、誰かに相談しましょう
▽子育て世代を地域で支えるために、「あいさつ」からはじめましょう
・子育て中の親子に、あいさつ・声掛けをしましょう
・地域での見守り体制を継続しましょう
▼子育てを応援する市のサービス
▽滝沢子育てダイヤル
妊娠、出産や育児などに関する相談に保健師や助産師が応じます。
相談電話:【電話】687-6511
相談時間:月~金曜日午前8時半~午後5時
▽育児相談
子どもの言葉や行動などの心配、子育てに悩みや不安がある人の個別相談に応じます。
日時:2~3回/月、1時間/回(予約制)
▽赤ちゃん訪問
赤ちゃんが生まれた家庭を保健師や助産師が訪問します。
▽産後ケア
育児に関する相談や、ママのリフレッシュのための希望制訪問サービス
対象:産後1年以内の人
申し込み・問い合わせ:健康推進課母子保健担当
【電話】656-6526
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