古賀駅前まるごと遊び場プロジェクト(1)

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◆JR古賀駅西口周辺の整備検討に向けた社会実験が始動

古賀市は令和元年度に「ウォーカブル推進都市※」を宣言しました。古賀駅周辺を居心地が良く、歩きたくなるようなまちなかにするため、長年、市の懸案だった古賀駅周辺整備の具体的な検討に向けて動き出しました。
古賀駅周辺は、東口が先行してニビシ醤油株式会社とまちづくりの検討に関する協力協定を締結し、多様な主体間で一体的なまちづくりの検討を進めてきました。令和3年度はJR古賀駅東口周辺地区の「まちづくり基本計画」「整備基本計画」、そして令和4年度には「まちづくりガイドライン」を策定しました。
西口では、令和4年度から駅前広場や道路などの見直しに向けた基礎調査を行いました。その調査の結果から、商店街エリアを抜け道として利用している自動車が多く、特に子どもや高齢者が安心して歩ける状態ではないことが分かりました。
そのため、西口では歩行者の安全性と回遊性を高めるための社会実験を行い、将来の西口エリアの在り方を検討していきます。プロジェクト名は、西口全体にたくさんの人たちが集い、楽しむ場所にしたいという願いを込めて「古賀駅前まるごと遊び場プロジェクト」。これから数年かけてこのプロジェクトを実施予定です。まず、今年は歩行者の回遊状況を知るため、2つの社会実験を並行して実施します。1つは、将来、歩行者が安全に回遊できるように、車両の交通規制を実施。もう1つは、にぎわい創出のために、歩行者動線上にまちかどスペースを配置して、まちあるきイベントなどを開催し、その結果を検証します。

※ウォーカブル推進都市
「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の形成をめざし、国内外の先進事例などの情報共有や、政策づくりに向けて国と地方とのプラットフォームに参加するなどし、ウォーカブルなまちづくりをめざしていく。