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シリーズ人権を考える(287) THE HUMAN RIGHTS

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福岡県古賀市

◆ありのままの自分に誇りを 6月は『プライド月間』です
~私たち一人ひとりの行動が「すべての人がありのままの自分で暮らせる社会」につながります~
▽「社会には男性と女性だけしかいませんよね。」
いいえ、「性にはさまざまな表れ方があります。」
私たちが持っている性は「からだの性」「心の性」「好きになる性」「表現する性」の4つの要素が組み合わさっています。
一人ひとりの個性があるように、性の表れ方や組み合わせも人によってさまざまです。

▽「私の周りには性的マイノリティの人はいません。」
いいえ、「本当の自分を誰にも伝えられないだけなのです。」
差別や偏見を恐れて、性的マイノリティ当事者と悟られないように本当の自分を隠し続ける人や自分の大切な人に本当の自分を伝えることができずに苦しんでいる人がいます。
人口の8.9%、約12人に1人が性的マイノリティ当事者という調査結果※もあります。
※電通LGBTQ+調査(2020)

▽性の多様性~LGBTQ~
LGBTQとは、性的マイノリティの総称の一つで、下記の言葉の頭文字を取っています。

※LGBTQ以外にも多くの性の表れ方があります。

▽誰もがありのままの自分で暮らしていくために
「性的マイノリティの人はいない」ではなく、「私の周りにも性的マイノリティの人はいる」と思って行動しましょう。
・否定をしない(自分の価値観を他者に押し付けない)こと
・アウティング(本人の同意なく、第三者に話すこと)は絶対にしないこと
・アライ(性の表れ方を理解し、自分にできることを考え行動する人)になること

▽「プライド月間 in 古賀」の取組
市では、「プライド月間(6月1日~30日)」期間中に、LGBTQの尊厳と社会運動の象徴であるレインボーフラッグを市役所庁舎などに掲げ、性の多様性への理解を深め、誰もがありのままの自分で輝ける地域社会の実現につながる啓発活動を行っています。

問合せ人権センターWith(ウィズ)
【電話】942-1128

◆2022年人権標語
※詳しくは広報紙をご覧ください。

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