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シリーズ人権を考える(288) THE HUMAN RIGHTS

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福岡県古賀市

◆7月は同和問題啓発強調月間です
同和問題の解決を自分自身の課題ととらえ、市民一人ひとりの人権意識の高揚を図るため、7月を「同和問題啓発強調月間」としています。
~情報を 判断するのは、あなたです~

▽誰もが持っている「人権」
「人権」とは、人間の尊厳に基づいて各人が持っている固有の権利であり、全ての人々が生存と自由を確保し、社会で幸福な生活を営むために欠かすことのできない権利です。
自分や家族、友人、職場の人はもちろん、道ですれ違う知らない人たちでさえ、世の中の人全員が平等に持っているものです。

出生地やルーツで人を差別する「部落差別(同和問題)」は、そんな権利を侵す行為であり、今現在も苦しんでいる人がいる問題です。

▽「寝た子を起こすな」論でそっとしておけば差別はなくなる?
人づてではじめて部落差別(同和問題)を知った場合、「不当な差別である」と学ぶ学校教育とは違い、話し手の主観が介入するため、客観的で正しい認識を持ちにくくなります。その場合、マイナスイメージを受けやすく、「できれば避けたい」「関わりたくない」と思ってしまうことがあります。
現在でもなお、日常生活の中ではじめて部落差別(同和問題)を知る人がいて、時代が変わっても、そっとしておいてもなくならない、根深い問題であるといえます。
また、差別につながるマイナスイメージは、あらゆるところに潜んでいます。近年ではインターネット上の書き込みや動画投稿で差別をあおるなどの問題が起こっています。
現代は、さまざまな情報・価値観であふれています。正しい知識を身に付け、一人ひとりの人権が尊重され、すべての市民が心豊かに暮らせる「いのち輝くまちこが」をめざしましょう。

▽第43回「古賀市同和問題を考える市民のつどい」
日時:7月8日(土) 10時~15時(9時30分開場)
場所:リーパス中央公民館大ホール
【午前の部】10時~12時
演題:「部落差別と向き合う私たち~結婚差別を乗り越えて~」
講師:石井眞澄(ますみ)さん・千晶(ちあき)さんご夫妻
【午後の部】13時~15時
映画「破戒」上映
※入場無料・事前申込は不要です。

(※詳しくは広報紙掲載のQRコードからご覧ください)

問合せ:人権センターWith(ウィズ)
【電話】942-1128

◆2022年人権標語
※詳しくは広報紙をご覧ください。

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