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自治体の皆さまへ

Health けんこうレター 人生100年時代

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福岡県古賀市

◆ちょこっと健康まめ知識~熱中症編~
▽屋内でも熱中症が多発しています
特に高齢者は注意してください!
令和4年(5月~9月)の熱中症による緊急搬送人数は全国で7万1029人、その半数以上は高齢者です。

【高齢者が熱中症になりやすい理由】
(1)体内に蓄えられる水分量が減少
若年者よりも体内の水分量が少ない上に、身体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。また、人は生命維持に必要な水分の約半分を食事から摂っているため、食事量が少ないと水分が不足しがちに。
➡1日3回の食事と水分補給が重要!

(2)暑さやのどの渇きを感じにくくなる
加齢により自覚症状が乏しくなるため、症状が出たときには重症化していて、救急車を呼ぶ事態になることも。また、トイレに行く回数を減らすために、水分量を控えてしまうことも要因の一つにあるようです。
➡こまめな水分摂取が効果的!

*朝食前の散歩やウォーキングは、体内の水分量が不足している可能性があるため、注意が必要です。

(3)暑さに対する身体の調節機能が低下
高齢者は、発汗がうまくできなくなるなど、体に熱がたまりやすく、暑いときには特に循環器系への負担が大きくなります。
➡最悪の場合は、脳や心臓・腎臓などに臓器障害が起こることも…!

▽気を付けましょう
・乳幼児、肥満傾向の人、体力のない人、暑さに慣れていない人、睡眠不足や食事を食べていない人は特に熱中症への注意が必要です。
・大量に汗をかいた時は、塩分補給も忘れずに!
※水分や塩分の摂取量については、かかりつけ医の指示に従いましょう。

▽室内で過ごすときの対策
・のどが渇いていなくても
「一度にたくさん」よりも「こまめ」が〇
1時間ごとにコップ1杯(250ミリリットル、9口程度)、1日で1.2ℓを目安に水分をとりましょう。
・エアコンの活用
自覚症状で判断せず、温度や湿度・暑さ指数を確認して、調整しましょう。
*扇風機の併用も効果的です。

▽ワンポイント
睡眠中もコップ1杯程度の汗をかくそうです。
夕食後から寝る前にかけても水分摂取を。

▽今月の介護予防カルタ
※詳しくは広報紙をご覧ください。

問合せ:健康介護課(サンコスモ古賀内)
【電話】942-1151

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